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タイトルを手にするのはPSGかリールか… | 日程・放送・配信予定 | リーグアン第38節

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タイトルを手にするのはPSGかリールか… | 日程・放送・配信予定 | リーグアン第38節DAZN
【欧州・海外サッカー プレビュー】日本時間5月24日4:00キックオフで一斉開催されるリーグアン第38節(最終節)。パリ・サンジェルマン(PSG)とリールによる優勝争いを展望する。

試合の概要

日本時間24日にリーグアン第38節(最終節)が行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)とリールの優勝争いが決着する。

リーグアン優勝争いの状況は?

第37節終了時点でのリーグアンの順位は、首位リール(勝ち点80/得失点差40)、2位PSG(勝ち点79/得失点差56)、3位モナコ(勝ち点勝ち点77/得失点差34)の並びとなっている。優勝ノア可能性が残されているのは、この3クラブのみだ。

それぞれの優勝条件は以下の通りとなっている。

アンジェ vs リール

  • リールが勝利→無条件で優勝
  • リールが引き分け→PSGが引き分け以下で優勝
  • リールが敗北→PSGが敗北かつモナコの得失点差次第で優勝

ブレスト vs PSG

  • PSGが勝利→リールが引き分け以下なら優勝
  • PSGが引き分け→リールが敗北かつモナコの得失点差次第で優勝
  • PSGが敗北→リールorモナコの優勝が決定

RCランス vs モナコ

  • モナコが勝利→リールが敗北かつPSGが引き分け以下で得失点差次第で優勝
  • モナコが引き分け→リールorPSGが優勝
  • モナコが敗北→リールorPSGが優勝

PSG(2位 勝ち点79|25勝4分8敗|85得点28失点)

4連覇を目指すフランス王者だが、今シーズンは開幕直後に連敗を喫するなど苦難に見舞われ、第31節からは2位で推移し続けている。とはいえ、これまで計84得点と得点力の高さは健在。その強みが奏功し、得失点差という面で優位を手にしている。

上に各クラブの優勝条件を記載したが、得失点差を踏まえれば実質的に優勝争いはPSGとリールの争いだ。しっかりと勝ち切った場合、リールが引き分け以下であれば事実上優勝が手に入るという状況は大きな後押しだろう。

また、リーグ戦では直近6試合で5勝1分け無敗。PSGとしては満足のいくシーズンではないかもしれないが、リールが感じる重圧は並大抵のものではないはず。

注目選手:キリアン・エンバペ

今季ここまでリーグ戦30試合で26ゴールを記録し、2位のウィサム・ベン・イェデル(モナコ)に6点差をつけて得点ランキングトップに君臨する。2018年にフランスをワールドカップ王者に導いたスターは、首都パリに逆転優勝の歓喜をもたらすことができるのだろうか。

リール(1位 勝ち点80|23勝11分3敗|62得点22失点)

2017-18シーズンには17位に沈むなどの低迷を味わった名門クラブだが、新会長が就任した翌年の2018-19シーズンに2位、2019-20シーズンに4位と結果を残してきた。

リールが最後にリーグタイトルを獲得したのは2010-11シーズンであり、今節勝利すれば10年ぶり5度目の戴冠が無条件で決定。自力優勝が可能な唯一のクラブとなっている。

そして、決勝戦とも表現できる最終節の相手は12位に位置するアンジェだ。PSGとは対照的にリーグ最少失点の堅守を武器に勝ち点を重ねてきたリールは、中下位との対戦で取りこぼすこともあり、アンジェとの前半戦にも1-2で敗戦。今節はその借りを返すとともに最高の瞬間を迎えたい。

注目選手:ユスフ・ヤズジュ

今季15得点と得点力を発揮し続けているブラク・ユルマズも注目だが、決して長くないプレータイムで7ゴール4アシストの結果を残しているユスフ・ヤズジュも躍動するかもしれない。複数のポジションでプレー可能なアタッカーは、これまでも途中出場からレフティーらしい創造性やテクニックで状況を打開するなど、ヒーローになる要素を秘めている。

放送・配信予定(一斉開催)

配信:DAZN
キックオフ:2021年5月24日(月)日本時間4:00

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