パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するMFアンデル・エレーラが、同僚のフランス代表FWキリアン・ムバッペの状態について語った。サッカーメディア『Goal』が伝えている。
7月31日に行われたクープ・ドゥ・ラ・リーグ決勝のリヨン戦を制し、2019-20シーズン3つ目のタイトルを手にしたPSG。今後は、念願のチャンピオンズリーグ（CL）制覇に向けて照準を合わせていくこととなる。
しかし、懸念となっているのが7月24日のクープ・ドゥ・フランス決勝で足首を負傷したムバッペのコンディションだ。クラブは3週間の離脱を発表しており、その通りであれば8月13日に行われるアタランタとのCL準々決勝には間に合わない見込みとなる。
とはいえ、ムバッペとロッカールームをともにするエレーラは、クープ・ドゥ・ラ・リーグ決勝後にムバッペについてコメント。「僕たちは（出場を）楽観的にみているよ」との見解を示しつつ、「ゆっくりだけど歩くことはできている状態だし、何よりも若いからね。彼自身もすごくプレーしたがっているし、僕たちは落ち着いている」と順調に回復している様子であることを伝えた。
一方で、エレーラはムバッペ以外の選手への信頼も強調している。
「彼は朝から夜までとても頑張っている。でも彼がプレーできなくても、僕たちには他の解決策がある。ただキリアンはとても重要な選手だ。彼自身もプレーするために挑戦し続けると僕は確信している」
19-20シーズンも公式戦34試合30ゴール18アシストの成績を収めているムバッペについて、ポジティブな見方をしているエレーラ。一方で、トーマス・トゥヘル監督は「アタランタ戦でプレーできることを願っているが、その可能性は非常に低いだろう」と口にしている。
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