パリ・サンジェルマン(PSG)がブラジル代表FWネイマールの移籍を容認する可能性があるようだ。フランス『レキップ』が報じた。
2017年夏に史上最高額の移籍金2億2200万ユーロでバルセロナからPSGに完全移籍したネイマール。それ以来エースとしてチームをけん引してきたが、繰り返している負傷やファンとの関係悪化などが度々取り沙汰される。
『レキップ』はナセル・アル・ケライフィ会長が「世界最高の選手は我々のクラブにいる」と5年前に発言していたことを紹介。当時はネイマールのことを指したコメントだったが、現在ではそのポジションがキリアン・エンバペに移り変わったと説明している。
というのも、エンバペは2022年夏に契約満了が迫る中でレアル・マドリードとの合意も伝えられたが、一転して契約延長が発表。その中で選手側のさまざまな要求をクラブが飲んだとも伝えられている。
また、ネイマールはアル・ケライフィ会長からの信頼を失っており、オファーが届いたとしてもクラブ側が値段を吊り上げるような交渉はしないだろうとも報道。新しくスポーティングディレクターに就任することが濃厚とみられるルイス・カンポス氏も同選手を「利益よりも問題をもたらす可能性がある」と評価しているようだ。
適切なオファーが届けば売却する可能性があるとされているが、一方でネイマール当人は退団を望んでいないと伝えられており、今後の動向が見守られる。
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