アトレティコ・デ・マドリードは、左右のサイドバック補強を実現しようとしているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
アトレティコはDFキーラン・トリッピアーのニューカッスル移籍でDFシメ・ヴルサリコ以外に本職がいない右サイドバック、同様にDFレナン・ロディしかいない左サイドバックに新たな二つの翼を加えようとしている様子。獲得間近となっている右サイドバックはバレンシアDFダニエル・ヴァスで、左サイドバックはリールDFヘイニウド・マンダヴァのようだ。
両選手はいずれも今季限りで所属クラブとの契約が切れる状況。モザンビーク人のマンダヴァは、24日にアトレティコの本拠地ワンダ・メトロポリターノで個人交渉を合意させたようだが、そのままフランスにトンボ帰りしたという。その理由はアトレティコとリールの交渉合意が予定より遅れているためで、フランスでクラブ間合意を待つようだ。
その一方で、これまでも移籍が盛んに報じられてきたヴァスについて、アトレティコはバレンシアに提示していた移籍金200万ユーロのデンマーク人獲得オファーを、300万ユーロまで引き上げる模様。『マルカ』はバレンシアが同オファーを受け入れる見通しで、獲得発表が時間の問題になったとの見解を示している。
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