パリ・サンジェルマン（PSG）のスポーツディレクターを務めるレオナルド氏が、バルセロナFWリオネル・メッシの獲得について言及している。『フランス・フットボール』に語った。
2020年夏にバルセロナ退団騒動が巻き起こり、今後の去就も注目されているメッシ。移籍する場合の新天地候補としては恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督が指揮を執るマンチェスター・シティなども挙げられるが、巨額な資金力を背景に移籍市場で存在感を発揮してきたPSGも可能性が議論されている。
そんななか、レオナルド氏は「メッシのような最高の選手は常にPSGのリストに入る」と明言。一方で「しかし、今はこのことについて話したり、夢を見るのに適切な時間ではない」とも語ったが、以下のように続けた。
「しかし、この件に関するクラブとの大きなテーブルの席に我々はついている。いや、正しくはまだついていないが、我々の席は予約済みだ。特にこのような時代では、フットボール界の4カ月はとても長い」
UEFAチャンピオンズリーグ（UCL）制覇を目標に掲げて強化を継続するPSG。メッシを取り巻く動向にも注目が集まるところだが、レオナルド氏は現行契約が2022年までとなっているネイマールとキリアン・ムバッペについても触れた。
「PSGがとてもハイレベルで野心を持つフットボーラーにとって良い居場所であると、彼らが納得することを願っている。彼らの願いや要求、そして我々の期待と財政の間で合意する必要がある。彼らに『お願いだから残って』と懇願したりはしない。残りたいと思う選手だけが残る。定期的に話を進めていて、彼らの件については良い感触だ」
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