鹿島アントラーズと北海道コンサドーレ札幌のトレーニングマッチが21日、県立カシマスタジアムにて無観客で開催され、鹿島は2-4で黒星を喫した。この試合で1ゴール1アシストの活躍を見せたMFファン・アラーノは、試合を振り返り「個人的にも自信が徐々に深まってきている」と手応えをのぞかせた。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて明治安田生命Jリーグが中断する中、DAZNによってライブ配信された鹿島対札幌のTMは、両チーム合わせて6ゴールが生まれるなど見どころの多い試合となった。
先に試合を動かしたのは鹿島だ。前半をスコアレスで折り返して迎えた後半の立ち上がり、MF三竿健斗からの縦パスを受けたアラーノがDF一人をかわしてシュートを流し込み先制点の奪取に成功。そのあと1点を奪われたが、65分に今度はアラーノのCKからDF町田浩樹がヘディングを沈め、鹿島がリードする展開となった。
しかし試合終盤、全体的にプレッシングが弱まったことでうまくスペースを使われると、札幌のサイド攻撃を抑え切れずに3失点。攻撃もあと一歩かみ合わないまま、鹿島は2-4の逆転負けを喫した。
1ゴール1アシストの結果を残したアラーノは、試合後のインタビューで「高いレベルのチームとやってチームメイトのことを知る、相手のことを知るということも非常に重要なテストマッチ」とした上で、「結果は非常に残念だけど、トレーニングなので非常に良かったと思う」と主張。続けて自身のパフォーマンスについては「徐々に対戦相手のレベルが上がってきて、日本のサッカー自体がどのようなものかを把握できるようになっている。個人的にも自信が徐々に深まってきている。Jリーグが再開するにあたって、自分自身が日本のサッカーに早くアダプトして活躍できるように頑張っていきたい」と語り、さらなる適応を誓った。
また、リーグ再開を待つサポーターに向けては「サポーターの人にとっても非常に残念な状況ですし、我々にとっても厳しい状況ですけど、再開に向けて準備をしています。今日DAZNで放映されるとあってみんな頑張っていたと思いますし、皆さんにスタジアムで再会できることを楽しみにしています」とメッセージを送っている。
なお、アラーノが1ゴール1アシストを記録した鹿島対札幌のTMの模様は現在、DAZN(ダゾーン)で見逃し視聴が可能となっている。
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