本大会のメンバー発表前、最後の試合となったジャマイカ代表戦。U-24日本代表はMF久保建英の得点などで4-0の快勝を収めた。
先発出場したMF堂安律は「ガーナよりも強度が高く、強かった」とジャマイカを称しつつ、試合を振り返った。
「少しきつかった時間帯で1点取れたのはチームとして大きかったし、後半も相手がバテて、3点目、4点目で取れた。終盤は交代してしまったけど、もし自分がピッチに立っていればという目線でベンチから見ていて、もう一つ前線の選手のところでギアを上げられたらと思いながら見ていました」
この試合で堂安は3点目を記録。MF相馬勇紀のラストパスを押し込んだ場面については「すごく良いボールが来て、ごっつぁんと言えばごっつぁん。ただ、選手にとってゴールというのは一番自信になるので、それがどんな形であれ、休む前に点を取れてよかった」と語り、ゴールを奪ってオフに入れることを喜んだ。
これで今回の活動は終わり、その後、メンバー発表、そして本大会へと続いていく。堂安はジャマイカ戦を踏まえた上で、チームとしての改善点を口にした。
「自分たちがうまく縦パスを入れられない時間帯は今日もあったし、その中で初心に戻るというか、個人で打開するのはすごく大事だと思っている。守備を固められたシーンやサイドで1対1になったシーンで決め切ること。ボールを受けてからはがして一発で決められる選手がいるのは大きいと思うし、そういうシーンで個々の能力で打開することが大事になってくると思います」
ドイツのビーレフェルトで飛躍を遂げ、U-24日本代表でも結果を残した堂安は、東京五輪メンバーに選ばれ、そこでさらなる力を発揮するためにしばしの休養に入る。
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