12日に行われるU-24日本代表対U-24ホンジュラス代表によるキリンチャレンジカップに向け、ホンジュラスを率いるミゲル・ファレロ監督が前日会見に臨んだ。
明日の試合は、東京五輪に向けて準備をすすめる日本代表にとって本大会2戦目に行われる“仮想メキシコ戦”。また、ホンジュラスにとっては“仮想韓国戦”と両者にとって重要な位置づけの試合だ。会見でファレロ監督は「日本の力は良く知っている。ダイナミックでスピーディ、アグレッシブに戦うチーム。最近のアルゼンチンやジャマイカ戦も確認したが、攻守においていい戦いをする。特に中盤より前の両サイド、フォワード、トップ下に素晴らしい選手がいる」と日本の印象を語った。
この試合を仮想メキシコ戦とする日本にとって、ホンジュラスとメキシコの共通点を問われると「両チームともテクニックで優れているチーム。ポゼッション、ビルドアップ、そして諦めずに戦う姿勢を見て欲しい」と注目すべきポイントを挙げた。また、メキシコについては「大半が一部リーグでプレーし、オーバーエイジ枠も実力ある選手。ベテランと若手が融合し全体バランスが取れており、攻撃的でデュエルに強い。ホンジュラスにも取り入れたい」と印象を話した。
なお東京五輪では主に国内組のベストメンバーで臨むホンジュラスだが、唯一、同時期に開催されるゴールドカップのため、オーバーエイジ選手を1名選出できなかったとのこと。また「ホンジュラスも同じような気候、むしろ時差のほうが適応が難しい」と話しており、暑さ以上に15時間ある時差調整に苦しんでいるようだ。
U-24日本代表は明日19:30にヨドコウ桜スタジアム(大阪)でU-24ホンジュラス代表と対戦。その後、17日にはU-24スペイン代表と対戦、強化試合をすべて消化し、本番の東京五輪にいよいよ突入する。
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