U-24日本代表は26日、東京スタジアムで開催された国際親善試合でU-24アルゼンチン代表と対戦し、0-1でアルゼンチンに敗れた。
昨年1月に行われたAFC U-23選手権から約1年2か月。新型コロナウイルスの影響で東京五輪が2021年へと延期となったなか、U-24日本代表は久しぶりに海外組を招集してアルゼンチン戦に臨んだ。
日本は[4-2-3-1]のシステムを採用。最終ラインにはDF板倉滉やDF菅原由勢らが名を連ね、2列目にはMF三好康児、MF久保建英、MF三笘薫が並び、最前線にはFW田川亨介を据えた。また、アルゼンチンはセリエAでプレーするアドルフォ・ガイチらが先発で起用された。
試合は立ち上がりからアルゼンチンが攻勢を仕掛けていく。日本はボールこそ保持するものの敵陣に入ってからの組み立てに課題を残し、ボールを奪われては背後のスペースを突かれてピンチを招くなど、苦しい時間が続いた。
試合が動いたのは前半21分。最終ラインの手前で10番のマティアス・バルガスがボールを受けると、板倉を交わして深い位置までえぐってクロス。これを中央でフリーになっていたガイチがヘディングで押し込み、アルゼンチンが先制に成功した。
一方の日本は、なかなか攻め切れない展開が続く。左サイドで三笘がドリブルを狙うが厳しい寄せで抑えられると、中央では久保が巧みなドリブルからシュートを狙うが枠に飛ばない。決定機を作り出すことができないまま、前半を0-1で折り返した。
後半は日本がボールを保持する時間が増えていく。後方からビルドアップしながら間のスペースでボールを受け、サイドに展開してから攻撃を仕掛ける。だが、相手のソリッドな守備の前にシュートチャンスを作らせてもらえず。わずかなチャンスも、80分の久保のシュートはゴール上に外れて得点とはならなかった。
結局、相手の攻撃こそ抑えることができたが、追加点を奪うことができずに試合終了。最後までゴールネットを揺らせず、アルゼンチンに敗戦を喫した。
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