流石のパフォーマンスだった。
U-24ガーナ代表との一戦。オーバーエイジとしてピッチに立ったDF吉田麻也、DF酒井宏樹、MF遠藤航のことだ。周りの選手との連携こそ合わない場面はあったが、対人守備や強度において力を発揮。ガーナの攻撃をことごとく止め、ゲームをしっかりとコントロールして見せた。
この圧倒的な存在感には、堂安律も「オーバーエイジ3人が頼もしすぎた」と感嘆したほどだ。
ガーナ戦でキャプテンを務めた吉田は、「前半で3-0で試合をほぼ決められたことがよかったですし、後半、さらに追加点を取れたこともよかったと思います。あとは守備のはめ方が非常によかったので、後ろが限定しやすかった」と試合を総括。また、オーバーエイジとして試合に出ることについての“プレッシャー”について思いを明かした。
「完璧ではないといけないというプレッシャーは、もちろん常にA代表でもありますけれど、見られ方として非常にプレッシャーを感じる立場であることは間違いないです。ただ、繰り返しになりますけれど、いくらキャリアがあるとか、経験があるということでも、実際に選手に見て、感じてもらわないと、認めてもらえないと思う。名札でプレーするのではなく、自分のパフォーマンスで評価されたいと思っているので、この合宿でそこのところの違いを出さなければいけないなというプレッシャーはあります」
その言葉通りしっかりとピッチで違いを示し、チームの勝利に貢献した吉田。今日の試合を受け、次の試合に向けてやるべきことを口にしている。
「やはり細かいミスがまだあったし、通さなければいけないボールが引っかかってカウンターを食らったりするシーンもあった。そこらへんの細かいディテールの質の高さをもっと求めなければいけない。（試合のマネジメントのところでも）今回は勝っているときにどうするのかというところだったけど、この間みたいに負けているときにどうするのか、というところで、もっと試合をうまく運べるようになれば、もっといいチームになるんじゃないかと思います」
次戦のジャマイカ戦は6月12日。U-24日本代表はどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。
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