U-24日本代表にオーバーエイジとして選ばれているDF吉田麻也は16日、オンライン取材に対応し、才能溢れる選手が揃う1.5列目の選手たちへの期待を語った。
多彩な人材が揃う1.5列目のポジションは、MF久保建英やMF堂安律ら今回の代表メンバーの中でも粒揃い。これからの日本代表を背負っていくであろう若き才能たちが集結している激戦区のポジションだ。すでにA代表でもプレーしている久保と堂安については、「代表に入り始めた頃よりも細かなミスやプレーの質の向上は目に見えるくらいわかるほど成長したと思います」と言及。その言葉からも彼らへの期待が伺える。
ただ二人に限らず、MF三笘薫やMF三好康児ら1.5列目のポジションを「日本のストロングポイント」と捉えている吉田は、彼らの持ち味が最大限生きるように自分自身の役割に徹している。「気持ちよくプレーさせることももちろんですけど、攻撃に専念できるように守備の負担をできる限り減らしたい」と強調。自分たちのストロングポイントのを最大限引き出すことが目標としている”金メダル”獲得のためには欠かせない。
その上で彼らに期待をしているのは、”決定的な仕事”だ。彼らと接する中でも「チームを背負うような選手になってもらうためには、大事な試合で結果を出せる選手になってほしいといつも思っている」と強調。その上で「決定的な仕事をできるかどうかにかかっている」と大きな期待を寄せている。
17日に行われる本大会前最後の親善試合となるU-24スペイン代表戦。その試合に向けたポイントの1つに「決め切る場面で試合を決める」ことを挙げていたが、頼もしい後輩たちは、先輩からのその期待に応えられるか。東京五輪本大会に向けて弾みとなる姿を期待したい。
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