「どれだけの力を還元できるか」。注目集まる三笘薫がアルゼンチン戦でのアピールに燃える ｜ U-24日本代表

U-24日本代表MF三笘薫は23日、オンライン取材に対応し、U-24アルゼンチン代表戦に向けて「自分の次のステップの機会にできたら」と対戦を楽しみにしていることを明かした。

東京五輪世代となるU-24日本代表は、26日に味の素スタジアム、29日にミクニワールドスタジアム北九州でU-24アルゼンチン代表と対戦する。

今回の活動で大きな注目を集めているのが、川崎フロンターレの三笘だ。昨年は30試合18得点を記録。チャンピオンチームとなった川崎の左ウイングで主力の座をつかみ、圧倒的なドリブルを武器にゴールを量産した。

2019年のキリンチャレンジカップ・ジャマイカ戦以来、久々の招集となった三笘。4か月後に迫る東京五輪のメンバーに入っていくためにも、ここからのアピールが必要になると本人は主張している。

「まだまだオリンピック代表の中では下だと思っている。フロンターレが優勝して評価されたと思っていますけど、そこは素晴らしいチームメートがいてのこと。個人としてどれだけのスキルを持っていて、どれだけの力を還元できるかは、自分自身まだ分からないところがある。それを示す場でもあると思うし、いろいろな人の見方を変えていくチャンスだと思います」。

また、今回は強豪アルゼンチンとの対戦を迎える。三笘は自分自身を試しながら勝利を目指したいと思いを明かした。

「アルゼンチンの同世代の選手がどれくらいのスピードやテクニックを持っているかがすごく気になる。それを肌で感じられるのは素晴らしい機会。うまく吸収したいなという気持ちです。もちろん勝負事なので勝利に貢献できるプレーをしつつ、自分の次のステップの機会にできたらと思います」。