東京五輪世代となる日本代表は22日、26日と29日に行われる国際親善試合のU-24アルゼンチン代表戦に向けてトレーニングキャンプをスタート。23日には欧州組も合流し、アルゼンチン戦に向けてチーム作りを進めている。
今回の代表活動で大きな注目を集めているのが欧州組の招集だ。これだけ多くの欧州組が集まるのは、19年11月17日のU-23コロンビア代表戦以来。国内組との融合を含め期待がかかる。
チームの中心として期待されている久保は、今冬にヘタフェへ期限付き移籍。ここまで苦しい時期もあったが、前節のエルチェ戦ではアシストを記録し、「次も出る資格があるという一つの結果を残せたので気持ちは結構楽です」と結果を残したことへの安堵感を明かした。
また、最近の試合で走行距離が伸びていることに触れ、「自分はあまり走れないとか、そういうイメージがついているかもしれないけど、別に走ることが苦手ではない。自分は走れるぞという良いデータが出たと思う」と手応えを口にした。もちろん、ここからどれだけ登っているかは一つのポイント。久保も現状を真摯に捉えている。
「正直、思ってたよりもうまくいっていないのが現状。でも、去年も残り10試合くらいで評価が分かれたというか、ラストスパートで自分が良い評価をもらえたことで、今季のスタートにつながった。残り10試合が一番大事だと思うし、ここから今つかんだものを離さずに、ラストいい感じで終われたら結果オーライなのかなと思います」
手応えを得て戻ってきた久保は、26日と29日にアルゼンチンとの一戦を迎える。
「チームとしての精度を高める時期に入ってきている。積極的にコミュニケーションをとりながら、チームとしてやりたいサッカーを統一して、チームとしての完成度を高めるのが一番大事だと思う。誰が出ても同じサッカーをするのが、このチームのストロングポイントでもあると思うし、それには意志の共有ができないと始まらない。大事なところからしっかり埋めていければ」
強豪相手に自身の力を発揮できるか。試合を楽しみにしたい。
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