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国際サッカー連盟（FIFA）は3日、新型コロナウイルス（COVID-19）対策のワーキンググループの第1回会合が行われ、東京五輪男子サッカー競技の出場資格を1997年1月1日生まれ以降で維持することを勧告していくことで全会一致したと発表した。
今年7月24日に開幕が予定されていたが、新型コロナの影響で1年間の延長が決まった東京五輪。各国がU-23代表で参加する男子サッカー競技においては、1年間の延期に伴ってU-24チームでの出場が可能になるのかどうかが議論されている。
とはいえ、FIFAは当初から東京五輪に出場できる選手の条件を、「23歳以下」ではなく「1997年1月1日以降に生まれた選手と3名の追加選手」と記載。今回の発表によれば、そのレギュレーションを変化させるのではなく、維持するよう勧告するとしており、それが通ればU-24代表で戦うことが可能になりそうだ。
あくまでワーキンググループによる提言ではあるものの、FIFAは今回採択された東京五輪の出場資格含む複数の勧告事項に関して、「これらの決定事項の採択に至った団結、連帯、相互理解の精神を強調したい」と後押ししていく姿勢を示している。
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