バルセロナがマンチェスター・ユナイテッドからMFフレンキー・デ・ヨング獲得オファーを受け取り、売却を真剣に検討しているという。スペイン『マルカ』が報じた。
今夏の選手補強を実現するために、人件費を早急に引き下げなければならないバルセロナだが、やはりF・デ・ヨングを手放すのかもしれない。バルセロナはユナイテッドから移籍金6000万ユーロ+インセンティブ2000万ユーロという獲得オファーを提示され、受け入れるかどうかを検討している模様だ。
2019年にアヤックスに移籍金7500万ユーロを支払ってF・デ・ヨングを獲得したバルセロナ。今夏、同選手を売却すれば人件費(年俸+減価償却費)として4000万ユーロを減らすことができ、さらに今季の損失もある程度補填することが可能となる。
その一方でF・デ・ヨング本人は、常々バルセロナへの愛情と残留希望を口にしてきた。ただ、先のオランダ代表戦終了後には「こことバルセロナで僕のプレーはまったく異なる。こっちの方が全然やりやすいと思うよ」と、バルセロナで真価を発揮できていないことを示唆。「自分はDFの前で最初にボールを受ける選手になり、そこから攻撃につなげたいんだ」とも話していたが、チャビ・エルナンデス監督はアンカーのMFセルヒオ・ブスケツを絶対的な存在と捉えており、同選手からポジションを奪取することも難しそうだ。
対して、ユナイテッドは来季からアヤックスでF・デ・ヨングを指導したテン・ハーグ監督がチームを率いる。『マルカ』曰く、テン・ハーグ監督はF・デ・ヨングに電話をかけて、ユナイテッドのプレーを彼中心で構築することを約束したという。
バルセロナだけでなく、もしかしたらF・デ・ヨング自身も、移籍に心が揺れているかもしれない。
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