試合の概要
イングランド代表とイタリア代表が日本時間6月12日の3:45からモリニュー・スタジアムで激突する。
イングランド
初戦のハンガリー代表戦で黒星スタートとなったイングランドは、2戦目でドイツと対戦。敵地で試合を支配されたスリーライオンズは50分にビハインドを背負った中、85分に獲得したPKをハリー・ケインが決めて、1-1のドローで試合を終えた。
この試合に向けては、ドイツ戦で負傷したカルヴィン・フィリップスが欠場見込み。また、ジェイムズ・ジャスティンとフィカヨ・トモリも負傷により回避するとみられる。
注目選手:ジャロッド・ボーウェン
今回の代表シリーズでイングランド代表に初招集されたボーウェン。25歳のウインガーは、推進力あるドリブルとゴールへの意識、高い攻撃性を持ち味としている。今シーズンはウォルヴァーハンプトンで公式戦51試合に出場して18ゴール13アシストをマーク。途中出場したドイツ戦でも攻撃を活性化しており、初戦のハンガリー戦に続くスタメンのチャンスを得られれば、結果を残したい。
予想スタメン(4-2-3-1)
- GK:ラムズデール
- DF:R・ジェイムズ、ストーンズ、マグァイア、トリッピアー
- MF:ライス、ベリンガム、マウント
- FW:ボーウェン、ケイン、グリーリッシュ
イタリア
一方、6名を代表デビューさせた初戦のドイツ戦で引き分けたイタリアは前節、ホームでハンガリーと対戦した。30分にニコラ・バレッラのミドルシュートで先制したイタリアは、45分にもロレンツォ・ペッレグリーニが加点。後半には1点差に迫られたものの、そのまま今大会初勝利を挙げた。
ジョルジョ・キエッリーニが引退し、ドメニコ・ベラルディやモイゼ・ケーン、ニコロ・ザニオーロらも負傷欠場するチームでは多くの代表メンバーが招集されており、新たな船出のテストの意味合いもあってスタメンは流動的に。ハンガリー戦ではドイツ戦から6選手を変更しており、ここでもロベルト・マンチーニ監督は多くの入れ替えを行うだろう。
注目選手:ジャンルカ・スカマッカ
多くの若手がデビューしている新生アッズーリの中で、中心選手としての地位を確立しつつあるスカマッカだ。23歳の長身センターフォワードは今シーズン、サッスオーロでリーグ戦36試合に出場し、16ゴールを記録。ゴールへの意識が強く、高いシュートテクニックとポストワークにも長ける新世代のストライカーだ。代表ではキャリア5戦でノーゴールだけに、ここで初ゴールを挙げたいところだろう。
予想スタメン(4-3-3)
- GK:ドンナルンマ
- DF:ディ・ロレンツォ、バストーニ、マンシーニ、スピナッォーラ
- MF:ロカテッリ、トナーリ、バレッラ
- FW:ニョント、スカマッカ、ラスパドーリ
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2022年6月12日(日)日本時間3:45
- 解説:林陵平 実況:北川義隆
- 会場:モリニュー・スタジアム
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