日本時間6月8日(水)にUEFAネーションズリーグが行われた。
6月8日(水)の総評
リーグA・グループ3では、歴史的なライバル関係にあるドイツとイングランドが激突した。
初戦でイタリアと引き分けたドイツは、シュローターベックやラウム、ムシアラといった比較的経験の浅いメンバーに加え、好調ホフマンをスタメンで起用。一方のイングランドは、ケインやスターリングといったサウスゲイト監督対戦を支えてきた主力陣を採用して大一番に臨んだ。
試合はドイツがボールを握り、序盤から攻勢。22分にホフマンがネットを揺らしたシーンはオフサイドだったが、イングランド相手にチャンスを作っていく。すると50分、キミッヒの縦パスをボックス内で受けたホフマンが反転から右足を振り抜くと、強烈なシュートがネットに突き刺さった。ホームチームがリードを奪う。
リードを許したイングランドだったが、52分にマウントの強烈なミドルを放つもGKノイアーに防がれる。その後は大ピンチをGKピックフォードが2本しのいで追加点を許さないでいると、72分のグリーリッシュ投入で流れを引き寄せる。すると88分、ボックス内でケインが倒されてPKを獲得。これを主将自ら沈め、土壇場で同点に追いついた。試合は1-1で決着している。
リーグA・グループ3もう1試合では、イタリアがホームでハンガリーに2-1と勝利。注目の18歳ニョントやラスパドーリら若手選手を積極的に起用したイタリアは、前半から主導権を握る。すると30分、バレッラが強烈なミドルシュートを突き刺して先制に成功。さらに45分、ポリターノの突破から最後はペッレグリーニが押し込んで前半のうちにリードを2点に広げる。
後半は前に出るハンガリーに苦しむ場面もあり、61分にはマンチーニのオウンゴールで1点を返されたが、リードを守りきって勝利を挙げた。
この結果リーグA・グループ3は、勝ち点を4に伸ばしたイタリアが首位に浮上。ハンガリーが同3、ドイツが同2で続き、1分け1敗のイングランドは同1で最下位に沈んでいる。
6月8日(水)の結果
- フィンランド 2-0 モンテネグロ
- ドイツ 1-1 イングランド
- イタリア 2-1 ハンガリー
- ボスニア・ヘルツェゴビナ 1-0 ルーマニア
- フェロー諸島 0-1 ルクセンブルク
- リトアニア 0-6 トルコ
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