UEFAネーションズリーグ2020‐21の決勝ラウンド、イタリアvsスペインの準決勝がミラノで6日行われた。
試合はレオナルド・ボヌッチの退場による数的不利をイタリアは強いられ、フェラン・トーレスに2失点を喫し、1－2で決着。イタリアは準決勝敗退となり、スペインが決勝進出を果たした。
試合後、イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督は、ミラノの地で元ミランGKジャンルイジ・ドンナルンマに対しての大ブーイング、口笛が起こったことに非難の声を発している。試合後の記者会見で語った。『RAI』がその言葉を伝えている。
「ドンナルンマは今日、イタリア代表として試合に出場した。クラブチームのゲームとは異なる。だがこの口笛は不快なものだったね。アッズーリは敗れてしまった。ドンナルンマにダメージを与えたい人たちにとってはうまくいったのかもしれないね」
「ミラノで敗れてしまったのは残念だ。だがこの結果を誇りに思って次につなげていきたい。チームの成長プロセスにおいて必要な段階であり、このコンペティションの成果は大きなものだった」
マンチーニ監督は「もちろん無敗を続けたかった。だが10人での戦いを余儀なくされ、0－2になった時点である程度大勢が決してしまった」と続け、ハーフタイム直前のボヌッチ退場を悔やんだ。
スペインに敗れ、無敗が37試合でストップしたアッズーリは現地時間10日、3位決定戦に挑む。
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