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AFCアジア最終予選

「ファクトが大事」。オーストラリア戦での守田英正のファウルシーンで行われた"VARオンリーレビュー”を解説 | Jリーグジャッジリプレイ

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「ファクトが大事」。オーストラリア戦での守田英正のファウルシーンで行われた"VARオンリーレビュー”を解説 | JリーグジャッジリプレイDAZN
【国内サッカー・ニュース】『Jリーグジャッジリプレイ#31』のジャッジメントワンポイント講座では、先日のアジア最終予選・オーストラリア戦でMF守田英正がファウルを取られたシーンをピックアップ。「VARオンリーレビュー」についてJリーグ副理事長の原博実氏、Jリーグウォッチャーの平畠啓史氏、審判員ゲストの廣嶋禎数氏が独自の見解を述べた。
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オーストラリアの攻撃シーンだ。65分、右サイドからオーストラリアが日本ゴールに迫っていく。FWボイルのクロスにフルスティッチが走り込むと、スライディングした守田と接触したタイミングでホイッスル。守田のファウルを取り、PKを与えた。ただ、リプレイで見ると、ファウルがペナルティーエリア中か外かが微妙で、最終的にVARが介入したことでジャッジがPKからFKに変わった。

この場面では主審が映像を見に行くことなく、VARだけのオンリーレビューとなった。なぜこの場面でオンリーレビューになったかに対して平畠氏は、「主審の方の裁量ではなく中か外かのファクトが大事なので、事実として外でしたということでオンフィールドレビューする必要がなかった」と回答。廣嶋氏は「その通りです」とし、説明が合っていると答えた。

これに続き、PK判定がFKに変更された後に守田に対してイエローカードが与えられたことに言及。このポイントについても平畠氏は「守田選手はボールにプレーしようとしてファウルになってしまったので、ボックスの中だとPKになった瞬間に一段下がるSPAという考え方になるのでカードは出ない。でも、ボックスの外でFKになったから、そのままイエローカードになった」と回答し、廣嶋氏から「100点です」とお墨付きをもらった。

改めてこのシーンを解説した廣嶋氏は、「このシーンをファウルにした理由」と「コンタクトポイントが中か外か」のVARを確認するための二つのポイントを強調。「ファウルについては主審の判断を受け入れつつ、コンタクトポイントに関してはVARと交信して外の判断を下した」と当時の状況を解説している。

また、最後に廣嶋氏は「これはファクトなので今の競技規則とするとVARオンリーレビューで大丈夫なシーンだと思います」と判定をサポートした。

今後はどんなシーンがピックアップされるのか。『Jリーグジャッジリプレイ』に注目したい。

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Jリーグジャッジリプレイ

  • 配信:DAZN 
  • 配信日:毎週火曜日
  • MC:桑原学

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