イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督が、トッテナムに所属するFWハリー・ケインについて語った。イギリス『Sky Sports』が伝えている。
イングランドは日本時間26日、2022年FIFAワールドカップ カタール欧州(ヨーロッパ)予選のグループI第1節でサンマリノと対戦。圧倒的格下との試合ではあるが、W杯本大会の切符をつかむうえでは大量得点を記録して得失点差を伸ばしておくことが望ましい。
とはいえ、イングランドは今後、3月29日にアルバニア代表、そして4月1日にはグループ首位争いのライバルと目されるポーランド代表との対戦を予定。サウスゲート監督は、代表51キャップを刻み、32ゴールを記録するケインの起用について、以下のように語っている。
「もしハリーに決断を委ねたら、彼はすべての時間でプレーするだろう。(コンディション管理の面から)それはあり得ないことだが、毎試合毎分プレーを望むキャプテンがいることは素晴らしい」
とはいえ、本人の意思とは関係なく、サンマリノ戦でケインに無理をさせるべきではないとサウスゲート監督は考えているようだ。
「先週の木曜日には(UEFAヨーロッパリーグのディナモ・ザグレブ戦で)延長戦を戦い、日曜日にも(プレミアリーグ第18節でアストン・ヴィラとの)強度の高い試合があったことを忘れてはいけない。私たちには多くの選手たちがいて、それぞれが様々な状況だ。日程を正しく管理する必要がある」
そして、「アルバニア戦やポーランド戦でも、明日の試合と同様にフレッシュな状態で臨む必要がある」とも述べ、ケインを温存する可能性を示唆した。
エースとしての役割を果たしてきたものの、2019年11月のコソボ代表戦で得点して以来、代表での無得点が続くケイン。サンマリノ戦での出場は不透明だが、『Sky Sports』は「得点記録を伸ばすための絶好のチャンス」だと伝えている。
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