第10節注目試合(11月16日開催分)
■北アイルランド対イタリア(グループC)
グループIにおいては勝ち点15で2チームが並び、イタリアが得失点差「+11」で首位、スイスが「+9」で2位につける。
そして今節、イタリアは2位の北アイルラインドと対戦。北アイルランドは総得点が「6」と得点力が課題となっているものの、失点数は「7」と簡単には崩れてくれない。
スイスとの得失点差を考慮すれば、イタリアは少しでも得点を多くとって勝利したいところだが、そう簡単ではないだろう。まずは手堅く勝利を目指しつつ、決定機を確実にものにして2018年W杯に出場できなかった悲劇から完全に復活したことを印象付けたい。
■スイス対ブルガリア(グループC)
攻守にバランスの良い戦いを続けてイタリアと勝ち点で並んでいるスイス。前節では直接対決が行われたが、互いに譲らず1-1で終了した。
そして迎える最終節、スイスは勝利を最低条件として戦いたいが、ブルアリアはイタリアの相手である北アイルランド以上に与しやすい相手だろう。ここまでの総失点数は「10」であり、スイスは予選の初戦でも対戦して3-1で勝利している。
とはいえ、イタリアとの得失点差の開きが「2」となっていることを考えれば、大量得点で勝利しておきたいのも事実。そこを逆手に取ることを狙うブルガリアを圧倒し、欲しい結果を手にすることはできるのだろうか。
■サンマリノ対イングランド(グループI)
イングランドはグループI首位でのフィニッシュに王手をかけている。順位表は首位・イングランドが得失点差「+26」の勝ち点23、2位・ポーランドが得失点差「+20」の勝ち点20という状況だ。
つまり、イングランドは最終節を引き分け以上で終わればW杯出場をつかみ取ることが確定。負けた場合でも、ポーランドに得失点差をひっくり返されなければ首位で予選を終えられる。
ましてや、対戦相手はここまで1得点36失点の全敗で最下位に沈むサンマリノであり、前回対戦でもイングランドが5-0で快勝。勝負事で油断大敵とはいえ、トラブルや実力を発揮できないような事態が起こらなければイングランドがカタールへと向かうことになりそうだ。
■ポーランド対ハンガリー(グループI)
イングランドを追うポーランドにとっては厳しい状況となっているが、まずは目の前の試合を全力で戦うのみだ。
具体的には、仮にイングランドとサンマリノに0-1で敗れる奇跡があった場合でも、ポーランドは最終節で5点以上を奪っての勝利が必要。ましてや、ハンガリーとは初戦で打ち合いの末に3-3で引き分けており、簡単に圧倒できる相手ではない。
とはいえ、ポーランドは欧州でも最も高い決定力を誇るストライカー、ロベルト・レヴァンドフスキを擁する。爆発力次第では大量得点の可能性もゼロではなく、結果的に2位でプレーオフに回るとしても最善の結果をつかみ取っておきたいところだ。
第10節日程(11月16日開催)※日本時間
【グループC】
4:45 スイス vs ブルガリア
4:45 北アイルランド vs イタリア
【グループF】
4:45 イスラエル vs フェロー諸島
4:45 オーストリア vs モルドバ
4:45 スコットランド vs デンマーク
【グループI】
4:45 アルバニア vs アンドラ
4:45 サンマリノ vs イングランド
4:45 ポーランド vs ハンガリー
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