先日のミャンマー戦で90分間ゴールを守った川島は、来年に待つカタールワールドカップに出場すると自身4度目のW杯になる。「正直、2018年のW杯のあとは次のW杯を目指そうと思っていなかった」と語る川島は、自身の心境に変化があったことを語った。
「漠然と自分の中で、個人的にやり残したことがあると感じていた。今、こうやってカタールに向かうチームの一員として代表に居られることは光栄。このチームにいる以上、出るということが目標になることはないし、今まで以上に何ができるかが目標。高いレベルのW杯の中で、GKとして何ができるのかが一番興味がある」
W杯に出場することではなく、舞台にたどり着いた上で何ができるか。「簡単に答えが出るものではない」と話すように世界との差を縮めるために今は様々なことを模索中だと明かしている。
現在のチームのポテンシャルについては「選手の経験値は確実に上がっていると思うし、過去に比べてもヨーロッパで活躍する選手も増えている。選手個々の能力を見ればまだまだ伸び代もあるし、伸びて行くチームだと思います」と語り、さらなる成長を期待しているようだ。
自身のキャリアについても残留か移籍かは今後の話し合いで決まるとした上で「自分としては常に最高峰に挑戦し続けたい気持ちでやっている」と主張。「最高峰を目指さなくなったらやる意味はない。挑戦し続けなければ、本当の意味で自分の中でそのレベルのプレー、そこで見える景色は感じられないと思うので、そういった意味でこれまでも、これからも変えずにやっていこうと思う」よ思いを語っている。
年齢を重ねながら、さらなる成長を遂げる川島。今後、代表でどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。
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