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AFCアジア最終予選

【コラム】日本代表の原動力となるフロンターレ戦士。W杯の切符をもたらしたのは川崎Fで培った”阿吽の呼吸” | W杯アジア最終予選 | 日本代表

【コラム】日本代表の原動力となるフロンターレ戦士。W杯の切符をもたらしたのは川崎Fで培った”阿吽の呼吸” | W杯アジア最終予選 | 日本代表DAZN
【サッカー日本代表・ニュース】24日、日本代表は2022年カタールワールドカップ・アジア最終予選でオーストラリア代表に2-0で勝利し、7大会連続のW杯出場を決めた。この大一番で勝利をもたらしたのは、決勝点のMF三笘薫やアシストのDF山根視来ら川崎F勢が日々のトレーニングで培ってきた阿吽の呼吸だった。
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大雨の降り注ぐ夜。敵地・シドニー 。非常に難しい環境の中で最後に得点をもたらしたのは、Jリーグ王者・川崎フロンターレの選手たちが普段から持ち合わせる阿吽の呼吸だった。

決勝点はまさに川崎Fらしさが溢れていた。左から中央を横切り、右サイドの高い位置に上がった山根視来にボールが入ると視線は中央へ。「横目で守田と目が合ったときに、最初は相手の後ろに隠れていたけど絶対に前に入ってくると確信があった。川崎Fで普段やっていたことを再現した」。相手の前に出てペナルティーボックスの角寄りに立った守田英正へパスが通ると、素早くリターン。これに山根が反応してクロスを送ることになる。

守田はその場面についてあっさりとした表情で素直な感想を口にした。

「ミキくんからボールが来るのはわかっていて、パスがズレてしまったことは申し訳ないけど、(クロスを送るところまで)見なくてもその後の展開が読めていた。ゴールになって良かった」

同じ絵が描けた瞬間だった。「右サイドで時間を作ってくれて、マイナスにスペースがあった。うまく走り込めたと思う」とは最後にゴールを決めた三笘薫の言葉。川崎Fが近年、相手を崩すために何度も何度も繰り返しながらトレーニングしてきた「ボックス角」の攻略が見事にハマった。

「(マイナスのクロスを入れるときは)無理な体勢でしたけど、(三笘)薫ならあそこに入っていると思っていた。あいつが入ってくるポイントと自分の入れるポイントは合っていましたし、一緒にやっていたからこそできたプレーだと思う。守田とのプレーも薫とのプレーも、これまで共にやってきたアドバンテージがオーストラリアの守備を上回ったので良かったと思います」(山根)

今回も決して多くの調整期間があったわけではない。日本や欧州からオーストラリアに入国してくるタイミングは皆バラバラで、全員で一緒にトレーニングできる時間は1日しかなかった。それだけ過密なスケジュールの中で、攻守に全ての感覚をすり合わせるのは不可能である。だからこそ、クラブチームなどで長い期間一緒にやってきた選手たちだけが持つ阿吽の呼吸が勝敗を分けた。

例えば、攻撃のジョーカーとなった三笘を輝かせる手法も、すぐにピッチへと反映させる選手たちの姿が見られた。

「彼のドリブルを引き出させるためには、いわゆるハーフスペースにいてあげるのが大前提としてある。それがあるから相手にとって捕まえづらく、彼の1対1の強みが出る。そこに入ることは(田中)碧も僕も意識していた」(守田)

三笘投入によってインサイドハーフが立ち位置を変え、相手にとって嫌なポジションを取り続ける。試合中にうまく修正することで、相手に少しずつダメージを与えていったのは間違いない。

こういった理解し合う選手たちの一つひとつの動きが、チームに波及していっていることが見られたのもポジティブな要素だ。逆サイドに入った伊東純也は「薫はあの時間帯で1対1を仕掛けたら全部抜けると思う。だから、こちらのサイドに人数をかけていた分、左サイドは対応できないかなと思った」と、三笘がピッチに入ったことによる意識の変化を強調。試合中のコミュニケーションやピッチ外でのすり合わせによって、一人ひとりの使い方が整理されてきたことがわかる一幕だった。

川崎Fの選手たちが代表に多く入ってきたことにより、ユニットによる攻撃が増えてきている。ただ、それだけではなく、代表で共に長くピッチに立った選手たちとの共通理解が進んできているのも事実だ。

クラブで培ってきた阿吽の呼吸を代表の他の選手たちとも共有する。そうすることで、さらに強力な攻撃が積み上がっていくことを楽しみにしたい。

文・ 林遼平

埼玉県出身の1987年生まれ。東日本大震災を機に「あとで後悔するならやりたいことはやっておこう」と憧れだったロンドンへ語学留学。2012年のロンドン五輪を現地で観戦したことで、よりスポーツの奥深さにハマることになった。帰国後、フリーランスに転身。サッカー専門新聞「エルゴラッソ」の番記者を経て、現在は様々な媒体で現場の今を伝えている。

オーストラリア対日本|試合日程・配信・放送予定

W杯アジア最終予選では、日本代表のホームは地上波(テレビ朝日)とDAZNが同時に中継・配信を行うが、アウェイではDAZNが独占配信する。

配信内容

開催日試合配信・放送予定

DAZN
解説・ゲスト・実況

3月24日(木)
18:10
[MD9]
オーストラリア vs
日本
DAZN  
【独占配信】

プレ・ポストマッチMC:野村明弘 
実況:西岡明彦
解説:中村憲剛
ゲスト:岡田武史、内田篤人 

3月29日(火)
19:35
[MD10]
日本 vs
ベトナム
DAZN  
テレビ朝日系

実況:下田恒幸
解説:戸田和幸、佐藤寿人

関連コンテンツ

配信日タイトル内容
3月17日(木)内田篤人のFOOTBALL TIME #73ゲストにJリーグ各試合のスコアを予想する番組「Jリーグ プレビューショー」でMCを務めるサッカー好き芸人、銀シャリの橋本直を迎えてオーストラリア戦を大特集。プレビューショーと同様に様々な角度からオーストラリア戦のスコアを徹底予想する。また右足太ももの負傷から復帰を果たした日本代表キャプテン吉田麻也を独占インタビュー。W杯に懸ける思いを聞く。
3月17日(木)森保一監督 独占インタビュー
(聞き手:戸田和幸)
W杯出場を懸けたアジア最終予選オーストラリア戦、ベトナム戦代表メンバー発表直後の森保一監督にDAZNが単独インタビュー。聞き手は戸田和幸氏。崖っぷちのオーストラリアとAWAYでどのように戦い、勝ち点3をもぎ取りW杯出場を決めるか、指揮官が語る。
3月20日(日)やべっちスタジアム #6416日に発表された日本代表メンバーから運命の一戦となるオーストラリア戦を展望。また過去のW杯アジア最終予選の激闘と歓喜の瞬間を当時の映像とともに振り返る。
3月22日(火) 代表選手 単独インタビューシドニーで行われるオーストラリア戦を前に日本代表選手をDAZNが独占インタビュー。
3月23日(水)森保一監督 オーストラリア戦前日会見AFCアジア予選 第9戦オーストラリア戦 森保監督前日会見
3月24日(木)内田篤人のFOOTBALL TIME #74オーストラリア戦当日(夕方配信開始予定)の#74では元日本代表松井大輔(Y.S.C.C)をゲストに迎え、何度も戦ったW杯アジア予選での経験を聞く。対談企画「アツトカケル」は今予選での活躍で日本代表の中心選手となったMF守田英正(サンタ・クララ)。さらに実技企画「プレーヤーズラボ」第2弾には佐藤寿人と影山優佳が登場。全5回にわたり様々なトレーニングを指導します。
3月27日(日)やべっちスタジアム #6524日に行われるオーストラリア戦を、同戦で解説を務める中村憲剛氏が自ら詳しく試合をレビュー。
3月28日(月)森保一監督 ベトナム戦前日会見AFCアジア予選 第10戦ベトナム戦 森保監督前日会見
4月3日(日)やべっちスタジアム #663月29日に行われるベトナム戦振り返り。また4月1日にカタール・ドーハで行われる予定のW杯カタール大会組み合わせ抽選の内容を詳報。日本が本大会出場を決めていれば、対戦相手についても早速分析。
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