内田氏と親交のある海外で活躍する現役選手とオンラインで対談し、生活面での苦労話や国外でプレーし続ける秘訣などの裏話をお届けする「Atsuto×(かける)」。今回はドイツで活躍する遠藤と対談した。
シュッツトガルトでの3年目のシーズンを迎える遠藤は、今季からキャプテンに就任。内田氏から経緯を問われると、当時の状況を振り返った。
「監督から連絡が来ました。ちょうど五輪の初戦の後に時間あるかと聞かれて電話したら『お前をキャプテンにしようと思っている』と言われました。このタイミングで言われるかと思いつつも、『やれるならやりたいです』と受け入れてしまいました(笑)」
また、キャプテン就任後には寿司をチームメイトにご馳走したようで「キャプテンになったこともあって何かやりないとと思って、オリンピックでいなかったし、やろうと思いました」と説明した。
続けて東京五輪の話題となると、あと一歩でメダルを逃すことになった3位決定戦のメキシコ戦の話へ。遠藤にとっては前半に痛恨のPKを献上してしまうなど悔しい試合となった。当時を振り返り遠藤は「俺もそんなに気にしないタイプなんですけどね。今回の五輪に関しては個人スポーツならいいんですけど、チームとしてやっているので本当に周りの人に申し訳ない思いが強かった」と心境を吐露している。
最後に話題は9月から始まるAFCアジア予選 – Road to Qatar –の話に。遠藤は「プレッシャーはあります。そんな簡単じゃないと思っています」と語りつつ、最終予選の難しさについて自身の見解を述べた。
「アウェイの戦いですね。長谷部さんがホーム勝ってアウェイは引き分けでOKだくらいな割り切りで戦っていたみたいな話を聞いたことがあるので、それくらいアウェイで勝つのがすごく大変なんだろうなと思う。それは環境だったり、ピッチ状況、アウェイの雰囲気などいろいろな要素があると思いますけど、そこでいかに勝ち点を積み上げられるかがワールドカップに行く上で大事なのかなと思います」
「攻守に関わる部分を前面に出していきたい。チームの中心としてしっかり全試合出るつもりでワールドカップを決められるように頑張りたい」と語った遠藤。W杯最終予選での活躍に期待したいところだ。
内田篤人のFOOTBALL TIME
配信:DAZN 配信日:毎週木曜
出演:内田篤人、野村明弘※敬称略
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