カタールW杯まであと”1勝”と王手をかけている日本代表。24日に敵地で開催されるオーストラリア代表との一戦に勝利すれば、7大会連続のW杯出場が決まる。その大一番を前に日本代表の森保一監督が”元チームメイト”でもある戸田和幸氏の『DAZN』でのインタビューに応じた。
日本のキャプテンを務めるDF吉田麻也を欠いた1月下旬から2月上旬にかけた前回のアジア最終予選。しかし日本代表は、この逆境を乗り越えて中国戦、サウジアラビア戦といずれも2−0で完封勝利。この2試合を振り返った森保監督は、「チーム全体としても一人ひとりが責任感を持ちながら自分の良さをチームに還元していく部分をいつも以上に強かった」ことを強調。特に吉田不在の中でキャプテンマークを託したMF遠藤航には、「これまでとは色々な部分で違うものが見られた」と賛辞を送る。
今回の相手となるグループ3位のオーストラリアについては、「ゴールに向かって縦に、横からもダイナミックに攻めていける強みがある。次の戦いではかなりの圧力でくると思う。そこに屈しないよう、受け身にならず、戦わなければいけない」と警戒。日本がオーストラリアよりも勝ち点で3ポイント上回っているものの、「引き分け狙いで試合に臨むことはありません」と断言。「アグレシッブに、我慢強く、そして賢く戦うことを忘れず、勝ち点3を目指して準備して全力で戦う」ことを強調している。
また戸田氏から前回のインタビュー(10月シリーズ直前)の時よりも表情や雰囲気の違いを指摘された森保監督は、当時を振り返りながらいまのチームの成長ぶりをこう語っている。
「最終予選のスタートで1勝2敗となってそこから勝ち続けなければ、W杯の出場権を勝ち取れないという気持ちで一戦、一戦目の前の試合をトーナメントで勝ち上がっていくと思いながら勝ち切ってきた。オーストラリア戦が大一番であることは間違いありませんが、勝たなけえれば終わりという戦い方をすでに(経験)してきているので、選手たちはスタッフも、自信を持つことが大切だと思う。勝つために戦うということを個人、そしてチームが自然とつながりを持ちながらやれている。プレッシャーと向き合う能力を持っている選手たちが本当にすごいなと感謝している」。
最後に戸田氏から「覚悟を持って力強く臨んでもらえるというのは伝わってきたのたので、最後の2試合も(日本)らしく戦って最後まで応援をさせてもらいます」とエールが送られると、それを受けた森保監督は、「オーストラリア戦も全力で戦って、勝って喜んでもらえるようにDAZNを通して見てもらっている方々にお届けできるように頑張りたい」と決意を語っている。
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オーストラリア対日本|試合日程・配信・放送予定
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■配信内容
試合日時:3月24日(木)18:10 キックオフ
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