日本勢で唯一、ベスト8の舞台に立った名古屋グランパスであったが、浦項スティーラーズに0-3で敗戦。韓国の地で姿を消すこととなった。
名古屋はDF中谷進之介とDFキム・ミンテのCBコンビにDF木本恭生とMF稲垣祥のダブルボランチを軸とした「4-2-3-1」でスタート。最前線にはラウンド16の大邱戦でハットトリックを決めたFWシュヴィルツォクが入った。
前半は名古屋のペースで進んだ。同組であったグループステージでの対戦では1勝1分けと勝ち越している相手に対してよいイメージを持ったまま試合を展開。中盤でのボール奪取からのカウンターやサイド攻撃を起点にゴールへと迫る機会を作り出していった。
そして、30分過ぎには立て続けにビッグチャンスを作り出す。
まずは31分のシーン。左サイドを崩しDF森下龍矢が深いところから折り返す。これにエリア内でFWシュヴィルツォクがフリーで合わせるもシュートはゴール上へと外れていった。さらに33分には素早い攻撃から決定機が到来。しかし、MFマテウスとのワンツーで抜け出したFWシュヴィルツォクのシュートはゴール手前でDFのクリアにあうと、そこに詰めた稲垣のシュートもGKに阻まれた。
先制点を奪うチャンスを何度か作りながらもネットを揺らせなかった名古屋は後半も同じメンバーで戦うが、早々にCKから先制点を献上する。ニアサイドでクリアが小さくなりゴール前で混戦になると、折り返され、最後はFWイム・サンヒョプに蹴り込まれた。
1点のビハインドを負った名古屋は前がかりになるが、69分に痛恨の2失点目を喫する。GKイ・ジュンのフィードに競り負けたところから手数をかけない攻撃でエリア内に運ばれ失点。MFイ・スンモに豪快に蹴り込まれた。
もう後がない名古屋は攻撃的な選手を次々と投入しながらゴールを目指したが、なかなか浦項の牙城を崩すことができずに時間が経過。反対に、後半アディショナルタイムにはセットプレーの二次攻撃から決定的な3点目を奪われた。
完敗に終わった名古屋の選手たちはタイムアップの笛と同時に足早にピッチから引き上げる選手、その場で肩を落とす選手と様子は様々。悔しさだけを残したまま大会を去ることとなった。
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10月17日
時間 | 試合 | 配信予定 |
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0:00 | アル・ワフダ(アラブ首長国連邦) vs アル・ナスル(サウジアラビア) | 1-5 |
3:00 | ペルセポリス(イラン) vs アル・ヒラル(サウジアラビア) | 0-3 |
14:00 | 浦項スティーラーズ(韓国) vs 名古屋グランパス | 0-3 |
19:00 | 全北現代モータース(韓国) vs 蔚山現代FC(韓国) | DAZN |
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