昨シーズンのセリエA覇者インテルは13日、コッパ・イタリアの覇者ユヴェントスとスーペルコッパで対戦。25分、ウェストン・マッケニーに先制点を許すも、35分にラウタロ・マルティネスのPKで同点に追いついた。1-1のまま延長戦に突入すると、試合終了間際に途中出場のアレクシス・サンチェスが劇的な決勝点を挙げ、インテルが2-1と勝利を収めて今シーズン初のタイトルを手にした。
過去にラツィオで大会を2度制した経験を持つインザーギだが、昨夏にインテル指揮官に就任して以降、ミラノで初めてのタイトル獲得となった。インザーギは試合終了後、イタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応じると、試合を振り返った。
「相手は強いチームだったが、過去の対戦成績は私に有利だった。危ない場面は多くなかったが、それでも勝つのは決して簡単ではない。いずれにせよ、自分たちにふさわしい勝利を収めることができた。インテルは(3冠を達成した)2010年以降、このタイトルを獲得していなかった。それをファンの目の前で実現できたことはうれしい限りだ。本当に満足している」
「サンチェスがもっと出場したがっているって? 選手全員がプレーしたがっていると思うが、私は時折、決断を下さなければならない。ラツィオ戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた(ロベルト)ガリアルディーニも今日は1分もプレーしていない」
「チームには非常に強いFWが4人いて、現在は全員調子が良い。サンチェスだけでなく、(同じく途中出場のホアキン)コレアも上手く試合に入っていた。(アルトゥーロ)ビダルもチームに貢献してくれたし、(フェデリコ)ディマルコも決定的な役割を果たした。チームはこの調子を維持していかなければならない」
さらにインテル指揮官は、インテルのスティーヴン・チャン会長からも、祝福があったことを明かした。「チャン会長も非常に喜んでいたよ。チームのメンバーを集めてお祝いの言葉をくれた。選手たちは会長にご褒美をおねだりしていたが、おそらく何かしらもらえるはずだ」と述べた。
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