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2連敗にいらだつサンプドリア指揮官「テレビをぶち壊したい」ダービーの結果次第で解任も?|セリエA

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2連敗にいらだつサンプドリア指揮官「テレビをぶち壊したい」ダービーの結果次第で解任も?|セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】吉田麻也が所属するサンプドリアは、6日(日本時間)のラツィオ戦に1-3と敗れ、次節のジェノヴァダービーでロベルト・ダヴェルサ監督の進退が問われることになる。

15位サンプドリアは6日のセリエA第16節において、マウリツィオ・サッリ率いるラツィオとホームで対戦。直近の3試合で未勝利の相手に対し、前半だけで3点を奪われた。ベンチスタートの吉田は、57分からディフェンスラインに加わり、後半を無失点に抑えたが、チームは89分のマノーロ・ガッビアディーニの1点止まりで1-3と敗れ、リーグ戦2連敗を喫した。

指揮官のダヴェルサは、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューにおいて、悔しさをにじませた。

「前半の出来は最悪で大きな後悔が残る。私はすべての責任を負わなければならない。ラツィオの方が強いが、相手の隙につけこむチャンスはあるはずだということを、選手たちに理解させておくべきだった。もう少し早く得点を挙げることができれば、より良い結果をつかむチャンスがあったはずだ」

「だが前半ですべてが決まってしまった。あのようなパフォーマンスは二度と繰り返さないよう考えていかなければならない。失点シーンを見ていると、テレビをぶち壊したくなる」

サンプドリアの次戦は、11日4:45にキックオフを迎えるジェノアとの伝統の一戦。ダヴェルサは、「次戦はサンプドリアだけでなく、ジェノアにとっても、非常に重要な試合になるだろう。両者ともにチームの信頼性を証明しなければならない」と意気込むが、『Sky Sport』は、ダヴェルサが結果次第で退陣を迫られると指摘している。

サンプ首脳陣はすでに、次期監督候補として、インテルOBで現ツルヴェナ・ズヴェズダ指揮官のデヤン・スタンコヴィッチをリストアップ。接触も開始していたが、セルビアのクラブとの契約状況により、早期の契約解除が難しいことが判明した。

このため、解任のタイミングを後ろ倒しにし、ジェノヴァダービーをダヴェルサの最後のチャンスとすることを決めた。後任には、2016年から2019年までサンプドリアの指揮官を務めたマルコ・ジャンパオロが浮上しており、今後、接触を開始すると伝えられている。

放送・配信予定

  • ジェノア対サンプドリア
  • 配信:DAZN
  • キックオフ:2021年12月11日(土)日本時間04:45
  • 会場:スタディオ・ルイジ・フェッラーリス

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