新型コロナウイルスの影響により、3月10日から中断しているプレミアリーグが南半球で再開するかもしれない。この仰天プランの発案者は英国人エージェントのガリー・ウィリアムズ氏で、自身が居住するオーストラリアのパースでの開催を模索しているという。
英国『サン』によれば、同氏は「プレミアリーグの数クラブと話し合い、このプランを気に入ってくれた」と語っており、オーストラリアの政府とスポーツ省からの支持も得ているようだ。さらにパース州の上院議員であるグレン・スタール氏からのサポートも受けており、この仰天案は決して眉唾ものというわけではなさそうだ。
新型コロナで2万8000人以上の尊い命が犠牲になっている英国に比べ、オーストラリアは死者が100人未満。10人のグループ散歩が可能なうえ、ビーチも解放されるなど、外出制限をはじめとする多くの縛りがあるヨーロッパ各国とは異なる様相を呈している。スポーツ興行の再開に向けた障害は、イングランドよりはるかに少ないだろう。
プレミアリーグはシーズンの打ち切りではなく、イギリス政府の許可次第で無観客試合による再開を模索している。このまま自国開催の目途が立たないようなら、オーストラリア開催に向けた動きが急ピッチで進んでいくかもしれない。
ウィリアムズ氏による再開案の概要
- 全20クラブの選手・関係者が飛行機で豪州パースに移動
- 必要に応じて、最大2週間の隔離措置
- 隔離後、プレミアリーグを無観客試合で再開(残り92試合消化)
- 開催候補地はパースの4施設(オプタスタジアム、パースオーバル、WACA、HBFアレーナ)
- キックオフ時刻は18、20、22時(オーストラリア時間)
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