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【2020-21冬 移籍市場・噂】プレミアリーグ「ビッグ6」最新移籍情報。リヴァプールやアーセナルの新戦力候補・補強ポイントは?|欧州・海外サッカー

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【2020-21冬 移籍市場・噂】プレミアリーグ「ビッグ6」最新移籍情報。リヴァプールやアーセナルの新戦力候補・補強ポイントは?|欧州・海外サッカーDAZN
【移籍市場 ニュース&欧州・海外サッカー】プレミアリーグのビッグ6、リヴァプール、チェルシー、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、トッテナムの最新移籍情報。ビッグネームの到来や流出は? 1月の移籍市場での補強動向を追う。

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リヴァプール

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センターバックの補強が不可欠。10月のマージーサイド・ダービーで、大黒柱のフィルジル・ファン・ダイクがシーズン絶望の重傷を負ったからだ。世界最高峰に君臨する実力者の穴を完全には補填できないにせよ、離脱のダメージを軽減させる即戦力の確保が求められる。

主要ターゲットはシャルケのオザン・カバク(写真左)とライプツィヒのダヨ・ウパメカノ(写真右)。前者は10月下旬に獲得交渉スタートと報じられたトルコ代表の俊英で、後者は昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでも異彩を放ったブンデスリーガ屈指の好タレントだ。

『ミラー』によれば、リヴァプールのカバク獲得予算は2000万ポンド。シャルケは3000万ポンドを求めているようだが、交渉で埋められないような差ではない。財政難にあえいでいるドイツの名門が、ディスカウントに応じる可能性も小さくないだろう。実際、12月には1800万ポンドに値下げしたとの情報も飛び交った。

ウパメカノに関しては4000万ポンド超の獲得コストがかかる見通し。ただ、シャルケとは異なり、ライプツィヒの台所事情に問題はない。札束攻勢で相手のガードを崩すのは困難であり、引き抜きの難易度はきわめて高い。ライプツィヒのCLベスト16進出により、そもそも市場に出回る可能性が皆無に近いか。

それはナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が放出を否定するカリドゥ・クリバリも同様だ。また、イングランドで最も評価の高い若手CBの1人であるベン・ホワイトの獲得も現実味を帯びない。ブライトンのグレアム・ポッター監督がメディアを通じてリヴァプールの動きをけん制している。

もっとも、強化自体を見送る可能性もゼロではない。ジョー・ゴメスも負傷中だが、中長期的な強化プランを描くユルゲン・クロップ監督が短期の穴埋め要員確保を嫌い、引き続きジョーダン・ヘンダーソン、ファビーニョ、ジョエル・マティップ、ナサニエル・フィリップス、リース・ウィリアムズら既存の代役で回していくかもしれない。

サプライズがあるとすれば、アタッカー陣の増強であり、今夏も動向を探っていたアダマ・トラオレの獲得に本腰を入れる可能性は否定できない。ウォルヴァーハンプトンで頭角を現したこのパワフルなアタッカーには、マンチェスターの2強も熱視線を注いでいる。

また、ブライトンのMFイヴ・ビスマを巡り、アーセナルとの争奪戦が勃発する可能性が浮上。『トークスポーツ』によれば、クロップが今シーズン末に契約切れのジョルジニオ・ワイナルドゥムの後継者として検討しているようだ。

主な新戦力候補

Pos./選手名所属クラブ備考
DF ダヨ・ウパメカノライプツィヒ 
DF オザン・カバクシャルケ 
DF ベン・ホワイトブライトン 
DF セルヒオ・ラモスレアル・マドリード 
DF コナー・コーディーウォルヴァーハンプトン 
DF カリドゥ・クリバリナポリ 
DF スフェン・ボトマンリール 
DF ペール・スフールスアヤックス本人が残留を示唆
MF イヴ・ビスマブライトン 
FW デイヴィッド・ブルックスボーンマス 
FW アダマ・トラオレウォルヴァーハンプトン 

退団・放出の噂

Pos./選手名移籍先備考
   

マンチェスター・シティ

2020-10-26-adama-traore-wolverhampton

ウォルヴァーハンプトンのトラオレへの関心がかねてより報じられるが、夏にフェラン・トーレスを獲得したシティにとって、ウイングはプライオリティーの低い補強ポイント。今後の移籍マーケットでは違うポジションの強化を優先する可能性が高い。

実際、10月31日にはセルビアU-21代表FWフィリプ・ステヴァノヴィッチの獲得が決定。推定800万ポンドでの譲渡に応じたパルチザンが、1月のシティ加入を発表している。

さらに11月にはリオネル・メッシ獲得の噂が再燃。バルセロナとの契約切れでフリーになる来夏の争奪戦を避けるべく、1月に移籍金を用意して首尾よく獲得するのではという憶測だ。しかし、シーズン途中に世界最高の選手を迎え入れる「ウルトラC」の現実味は帯びていない。ジョゼップ・グアルディオラ監督は12月に『スカイ・スポーツ』で「1月の補強は必要ない」と答えている。

ただし、近未来に向けた布石を打つ公算は高い。ターゲットはグレミオのMFジエゴ・ローザ。『マンチェスター・イヴニング・ニュース』によれば、初期費用520万ポンド(最大2300万ポンド)で18歳のこの有望株獲得に迫っているという。チームにすぐに合流させるのではなく、シティ・フットボール・グループのロンメル(ベルギー)で経験を積ませる考えのようだ。

退団の可能性があるのはオレクサンドル・ジンチェンコ。バンジャマン・メンディ、ジョアン・カンセロ、さらにはCBのアイメリク・ラポルトとナタン・アケも対応可能な左SBで序列を下げており、過去にオファーを受けたウォルヴァーハンプトンに加え、ナポリ行きの噂が浮上している。

主な新戦力候補

Pos./選手名所属クラブ備考
MF ジエゴ・ローザグレミオ 
FW フィリプ・ステヴァノヴィッチパルチザン加入決定
FW リオネル・メッシバルセロナ 
FW アダマ・トラオレ ウォルヴァーハンプトン 

退団・放出の噂

Pos./選手名移籍先状況
DF エリック・ガルシアバルセロナ 
MF オレクサンドル・ジンチェンコウォルヴァーハンプトン、ナポリ 

アーセナル

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メスト・エジルがついにガナーズを離れるときがやってきた。新天地は本人が幼少期に憧れたクラブの1つであるフェネルバフチェ。正式発表はなされていないものの、フェネルバフチェが1月18日にエジルのイスタンブール到着を伝えている。

2013年9月にレアル・マドリードからアーセナルに加入したレフティは、ミケル・アルテタ監督の構想外となった2020年3月を最後にプレミアリーグの舞台から遠ざかっていた。

エジル同様、17人の外国人登録枠から漏れたCBソクラティス・パパスタソプーロスも退団の見込み。新天地候補の1つにナポリが挙がる。

補強に目を向ければ、夏の獲得に失敗したリヨンのウセム・アワールへの興味も失っていない模様。同じく動向を追っていたMFドミニク・ショボスライのライプツィヒ移籍が決定したからか、レアル・マドリードで出番を失っているイスコ、ドルトムントで才能をやや持て余す万能アタッカーのユリアン・ブラントへの興味も報じられる。

主な新戦力候補

Pos./選手名所属クラブ備考
MF イスコレアル・マドリード 
MF ユリアン・ブラントドルトムント 
MF ウセム・アワールリヨン 
MF イヴ・ビスマブライトン 

退団・放出の噂

Pos./選手名移籍先備考
GK マット・メイシーハイバーニアン移籍決定
DF ソクラティス・パパスタソプーロスナポリ 
DF ウィリアム・サリバニースレンタル決定
DF セアド・コラシナツシャルケレンタル決定
MF メスト・エジルフェネルバフチェ 

チェルシー

夏にカイ・ハヴェルツティモ・ヴェルナーハキム・ツィエクベン・チルウェルら複数の即戦力を迎えたばかりのチームに大きく手を加える必要はない。実際、これといった補強の噂は浮上していなかったが、ここにきてフランク・ランパード監督がデクラン・ライス獲りを熱望しているようだ。

ウェストハムが誇るこの若きイングランド代表MFを引き抜くために、アントニオ・リュディガーやケパ・アリサバラガを換金目的で放出するという見方がある。

より退団の現実味が帯びるのはフィカヨ・トモリ。『Sun』によれば、主戦のダンテを怪我で欠くニースがこのCBのレンタルを望んでいる。ニューカッスルからの関心も報じられるが、チェルシーはフランスでの武者修行に前向きのようだ。

また、中盤の分厚い選手層に阻まれ、出番を失っているスコットランドU-21代表の新鋭ビリー・ギルモアを武者修行に出すプランが浮上。ただ、その受け皿候補と目されるレンジャーズのスティーブン・ジェラード監督は「連絡はない」と噂を否定している。

バイエルン・ミュンヘンとの契約(21年6月まで)延長交渉が難航し、1月に他クラブとの接触が解禁となったダヴィド・アラバへのアプローチも重要事項。ただ、スペイン『アス』によれば、レアル・マドリードがこのオーストリア代表とすでに4年契約で合意に至ったとも。

主な新戦力候補

Pos./選手名所属クラブ備考
MF デクラン・ライスウェストハム 

退団・放出の噂

Pos./選手名移籍先候補備考
DF エメルソンインテル、ローマ、ナポリ 
DF フィカヨ・トモリミラン、ニース、ニューカッスル 
MF ビリー・ギルモアレンジャーズ 
MF ダニー・ドリンクウォーターカスムパシャレンタル決定

マンチェスター・ユナイテッド

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移籍金1900万ポンド(最大3700万ポンドに増額)での獲得が内定しているアタランタの新星、アマド・ディアロ(写真)が合流予定。コートジボワール生まれイタリア育ちで、2002年7月生まれと無限の可能性を秘めたウインガーだ。

いわば悲願となっているジェイドン・サンチョ獲りが実現するとすれば、ドルトムントに巨額のオファーを提示した場合だろう。コロナ禍での大型投資が難しい以上、今冬にこのライジングスターがオールド・トラッフォードにやってくる可能性は極小か。

次善のターゲットはトラオレ(ウォルヴァーハンプトン)と目されるが、そもそもウイングよりCBの補強を求める声も小さくない。オーレ・グンナー・スールシャール監督が右SBの補強を望んでいるとの報道もある。

一方で、人員整理の可能性は高そうだ。ダビド・デ・ヘアディーン・ヘンダーソンに次ぐGKの3番手に甘んじるセルヒオ・ロメロは退団を志願。また、マルコス・ロホにはシェフィールド・ユナイテッドが興味を示している。最終ラインの強化を図りたいクリス・ワイルダー監督たっての希望とも。

ベンチを温める機会が増えたポール・ポグバの去就もメディアを賑わせている。代理人のミーノ・ライオラが『トゥットスポルト』で退団を示唆したからだ。しかしその数日後に、ポグバがSNSを通じてユナイテッド愛を表明。この冬にマンチェスターを離れる可能性は低くなった。

主な新戦力候補

Pos./選手名所属クラブ備考
DF ダヨ・ウパメカノライプツィヒ 
DF パウ・トーレスビジャレアル 
DF マックス・アーロンズノリッジ 
FW アマド・ディアロアタランタ加入決定
FW アダマ・トラオレウォルヴァーハンプトン 

退団・放出の噂

Pos./選手名移籍先候補備考
GK セルヒオ・ロメロ  
DF マルコス・ロホシェフィールド・U 
DF ティモシー・フォス=メンサーレヴァークーゼン移籍決定
FW オディオン・イガロ上海申花1月末にレンタル満了

トッテナム

ピエール=エミール・ホイビュアセルヒオ・レギロンマット・ドハティー、カルロス・ヴィニシウス、極めつけにギャレス・ベイルと、夏に積極的な補強を展開したスパーズ。冬の市場は静観してもおかしくないが、ダニエル・レヴィ会長がさらなる投資に踏み切る可能性はある。

最も興味をそそられる噂は、クリスティアン・エリクセンの復帰だろう。20年1月にロンドンを去ったデンマーク代表MFは、インテルでの出場機会の少なさに満足していないという。ただし、情報の発信源はすべてイタリアであり、まだ具体的な交渉の話は出ていない。

一方で、1月に交渉解禁となったボスマンプレーヤーのリサーチを開始。2021年夏に移籍金ゼロで獲得できる実力者に水面下で接触している。噂にあがるのは、ジャンルイジ・ドンナルンマミラン)やダヴィド・アラババイエルン)、ジョルジニオ・ワイナルドゥム(リヴァプール)、ユリアン・ドラクスラー(パリ・サンジェルマン)、ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)などビッグネームばかりだ。

主な新戦力候補

Pos./選手名所属クラブ備考
MF クリスティアン・エリクセンインテル 
FW デイヴィッド・ブルックスボーンマス 

退団・放出候補

Pos./選手名移籍先候補備考
DF ダニー・ローズ  
MF デリ・アリパリ・サンジェルマン 

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