明治安田生命J1リーグ第14節 放送日程・見どころ
14:00 北海道コンサドーレ札幌 vs サンフレッチェ広島（J1）
12位の北海道コンサドーレ札幌が、勝ち点1差の11位サンフレッチェ広島とホームで対戦する。
リーグ戦では6試合勝利のない札幌だが、前節の名古屋グランパス戦では第4節以来となる無失点。好調の名古屋から勝ち点1をもぎ取ったことはポジティブな材料だ。ミッドウィークに行われたルヴァンカップから中2日で迎える中で、ベンチワークも鍵を握りそうだ。
対する広島もリーグ戦4試合勝ちなしと、浮上のきっかけをつかみたい一戦。アウェーの札幌戦では2017年以降の公式戦で1分け4敗と勝てていないだけに、苦手意識を払拭したいところだ。試合当日に揃って誕生日を迎えるDF井林章、MFハイネルを勝利で祝えるか。
18:00 横浜F・マリノス vs 川崎フロンターレ（J1）
昨季王者の6位横浜F・マリノスが、2017、18年の覇者である首位・川崎フロンターレと激突。今節最大の注目カードだ。
横浜FMは前節のヴィッセル神戸戦に引き分けたものの、ここ4試合負けなしと完全復調。FWジュニオール・サントスらの加入で破壊力が格段に増し、4試合で14得点を挙げている。互いに明確な攻撃のストロングポイントを持つだけに、攻守のトランジションのせめぎ合いも注目したいポイントだ。
川崎Fは前節の清水エスパルス戦で、MF中村憲剛が10ヶ月ぶりの実戦復帰。早速今季初ゴールも決めてチームの大勝に花を添えた。またミッドウィークに行われたルヴァンカップでは、神戸を6-0と寄せ付けず圧勝。上昇気流に乗りつつある横浜FMを直接叩き、さらなる独走態勢に入っていきたい。
18:00 清水エスパルス vs 柏レイソル（J1）
16位の清水エスパルスは7位の柏レイソルとホームで激突。
J1通算400勝に王手をかけてから4試合足踏みが続いている清水。とりわけここ3試合は計12失点で3連敗を喫しており、守備の立て直しは急務となっている。得点ランキングトップのFWオルンガを擁する柏との一戦で、チームの真価が問われることになる。
中2日で戦う柏は、ミッドウィークのルヴァンカップで3バックを採用。結果が出たことでチームの新たなオプションとなりそうだ。注目選手は中6日と休養十分で臨むオルンガ。年間36.6ゴールの驚異的なペースで得点を積み重ねているエースに、良い形でボールを届けたい。
18:00 名古屋グランパス vs 鹿島アントラーズ（J1）
3試合連続無失点中の4位・名古屋グランパスは9位の鹿島アントラーズと対戦。
名古屋は古巣対戦となるFW金崎夢生に期待。体幹の強さと巧みなポジショニングで攻撃の起点となるポストプレーはチームの生命線だ。待望の戦列復帰を果たしたMF米本拓司、阿部浩之の出場機会にも注目しよう。
鹿島はFC東京、柏レイソルを相手に連勝。前節2ゴールをマークしたFW土居聖真は、名古屋相手に2年連続で得点中と相性が良いことも心強い。こちらも古巣対戦となるMF和泉竜司のパフォーマンスも試合の鍵を握りそうだ。
18:30 ベガルタ仙台 vs ガンバ大阪（J1）
15位のベガルタ仙台は8位のガンバ大阪と対戦。互いに4試合ぶりの白星を狙う一戦だ。
前節追いついて勝ち点1を奪った仙台は、MF兵藤慎剛が今季初出場で価値ある同点ゴール。怪我人が相次いでいたチームにとっても大きな一撃となった。またFW長沢駿にとっては約3年間在籍した古巣との対戦。昨年のホームゲームでは移籍後初得点を挙げており、この試合でも期待が集まる。
一方で3試合勝利のないG大阪だが、アウェーゲームに限ると今季はカップ戦も含めて4勝3分け無敗。早い時間帯に先制点を奪い、試合を有利に進めるパターンが多いことが特徴だ。ここ3試合はいずれも1得点に終わっている中、2点目を奪えるかどうかが鍵になる。
18:30 湘南ベルマーレ vs ヴィッセル神戸（J1）
18位の湘南ベルマーレは、ホームで10位のヴィッセル神戸と対戦する。
6連敗中の湘南は、2週間ぶりとなる公式戦。中2日、中3日の連戦が続いている神戸に対し、コンディション面では優位に立てそうだ。今季ホームゲームでは6試合中4試合で無得点に終わっているだけに、何とかゴールをこじ開けて連敗を脱出したい。
対する神戸は複数失点を繰り返す守備に不安を抱える一方で、ミッドウィークのルヴァンカップでMFアンドレス・イニエスタが負傷から復帰。試合のリズムをコントロールできる司令塔の存在はチームの助けとなる。現在継続しているアウェー無敗記録をクラブ新記録の「8」に伸ばせるかどうかも焦点だ。
18:30 大分トリニータ vs FC東京（J1）
14位の大分トリニータは3位のFC東京と対戦する。
大分は前節の浦和レッズ戦に敗れたものの、第1節（15本）に次いで今季2番目に多い12本のシュートを記録。片野坂知宏監督が試合後に手応えを語っていたように、ゴールに迫るシーンを度々作ることができたのは収穫だ。昨季2戦2敗に終わったFC東京戦で、反撃のきっかけとなる勝ち点3をつかむことはできるだろうか。
FC東京の前節は、外国人アタッカー3人が揃ってゴールを奪っての快勝。その中でも注目はFWディエゴ・オリヴェイラだ。昨季から得点した試合では16勝2分けと不敗を継続中。カップ戦との連戦が続く厳しい日程の中、チームを奮い立たせるゴールを挙げてエースの矜持を示したい。
18:45 サガン鳥栖 vs 横浜FC（J1）
17位のサガン鳥栖は13位の横浜FCとホームで対戦する。
鳥栖は8月8日の鹿島アントラーズ戦以来となる公式戦の舞台。チームの活動再開は先月26日と準備期間が短い不安は拭えないが、再びピッチで戦うことができるモチベーションは高い。待ちに待っていたホームのサポーターに元気な姿を見せ、勝利で喜びを分かち合いたい。
対する横浜FCの注目選手は、J1通算250試合出場にあと1と迫ったDF伊野波雅彦。先月5日のルヴァンカップ・鳥栖戦で実戦復帰を果たすとレギュラーに定着し、最終ラインを引き締めている。後方から勇気を持ってつなぐスタイルを志向するチームにあって、35歳を迎えたベテランの存在感は不可欠だ。
19:00 セレッソ大阪 vs 浦和レッズ（J1）
2位のセレッソ大阪は、5位の浦和レッズとの上位対決。2010年以降はC大阪の6勝5分け5敗、通算でもC大阪の17勝6分け15敗とほぼ互角の対戦成績となっている。
C大阪は今季ここまで3ゴール4アシストと、得点に直結する働きを見せているMF清武弘嗣に注目。直近の2試合はコースを突いたテクニカルなフィニッシュで連続ゴールを挙げており、浦和の守備陣も手を焼きそうだ。
対する浦和のキープレーヤーはMFエヴェルトン。展開力に欠けるチームの中で、パスを散らしながら攻め上がることのできる貴重な存在だ。ここまで9ゴールを挙げているFWレオナルドに良い形でボールを届けることができるか。
| 日時 | 対戦カード | 会場 | 放送予定 |
|---|---|---|---|
| 9月5日（土） 14:00 | 北海道コンサドーレ札幌 vs サンフレッチェ広島 | 札幌厚別 | DAZN |
| 9月5日（土） 18:00 | 横浜F・マリノス vs 川崎フロンターレ | 日産ス | DAZN |
| 9月5日（土） 18:00 | 清水エスパルス vs 柏レイソル | アイスタ | DAZN |
| 9月5日（土） 18:00 | 名古屋グランパス vs 鹿島アントラーズ | 豊田ス | DAZN |
| 9月5日（土） 18:30 | ベガルタ仙台 vs ガンバ大阪 | ユアスタ | DAZN |
| 9月5日（土） 18:30 | 湘南ベルマーレ vs ヴィッセル神戸 | BMWス | DAZN |
| 9月5日（土） 18:30 | 大分トリニータ vs FC東京 | 昭和電ド | DAZN |
| 9月5日（土） 18:45 | サガン鳥栖 vs 横浜FC | 駅スタ | DAZN |
| 9月5日（土） 19:00 | セレッソ大阪 vs 浦和レッズ | ヤンマー | DAZN NHK BS1 |
順位表
※第13節終了時点（暫定順位）。尚、ACLにより前倒しとなった試合分も反映
| 順位 | 点 | 勝 | 分 | 敗 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 川崎フロンターレ | 35 | 11 | 2 | 1 | ＋29 |
| 2 セレッソ大阪 | 27 | 8 | 3 | 2 | ＋5 |
| 3 FC東京 | 25 | 7 | 4 | 3 | ＋7 |
| 4 名古屋グランパス | 24 | 7 | 3 | 2 | ＋11 |
| 5 浦和レッズ | 23 | 7 | 2 | 4 | −2 |
| 6 横浜F・マリノス | 21 | 6 | 3 | 5 | ＋4 |
| 7 柏レイソル | 20 | 6 | 2 | 5 | ＋5 |
| 8 ガンバ大阪 | 20 | 6 | 2 | 4 | ＋1 |
| 9 鹿島アントラーズ | 18 | 5 | 3 | 6 | 0 |
| 10 ヴィッセル神戸 | 18 | 4 | 6 | 4 | −2 |
| 11 サンフレッチェ広島 | 15 | 4 | 3 | 5 | ＋3 |
| 12 北海道コンサドーレ札幌 | 14 | 3 | 5 | 5 | −8 |
| 13 横浜FC | 14 | 4 | 2 | 7 | −9 |
| 14 大分トリニータ | 12 | 3 | 3 | 7 | −9 |
| 15 ベガルタ仙台 | 11 | 2 | 5 | 5 | −6 |
| 16 清水エスパルス | 9 | 2 | 3 | 8 | −11 |
| 17 サガン鳥栖 | 7 | 1 | 4 | 4 | −5 |
| 18 湘南ベルマーレ | 4 | 1 | 1 | 10 | −13 |
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