2020明治安田生命J1リーグ第15節見どころ ｜ 日程・放送予定・順位表

明治安田生命J1リーグ第15節 放送日程・見どころ

18:30 川崎フロンターレ vs ヴィッセル神戸（J1）

首位の川崎フロンターレが10位のヴィッセル神戸とぶつかる注目の一戦。公式戦では3週連続で同じカードとなった。

前節は横浜F・マリノスに逆転勝利を収めた川崎F。2ゴールを挙げたFW三笘薫はチームトップの8得点目に乗せ、J1史上4人目となるルーキーイヤーでの2桁得点が早くも見えてきた。その三笘にアシストしたFW旗手怜央は先月の神戸戦でプロ初ゴールを記録。首位を快走するチームにあって堂々と輝きを放っている新人2人から目が離せない。

対する神戸は決定機を数多く作りながらも最後の精度を欠き、3試合連続のドロー。MFアンドレス・イニエスタ不在の影響が出た形となった。一方で今季アウェーゲームではここまで3勝4分けと無敗を継続。先週のルヴァンカップで大敗を喫した川崎Fを相手に、雪辱を誓う。

19:00 鹿島アントラーズ vs ベガルタ仙台（J1）

9位鹿島アントラーズは、4試合ぶりとなるホームゲームで15位ベガルタ仙台と対戦する。

アウェー3連戦を3連勝で終えた好調の鹿島。自身のボール奪取からハイレベルなシュートで今季2得点目を射抜いたMF荒木遼太郎は、高卒新人ながらチームの中心としての雰囲気が十分に漂っている。仙台戦で過去5ゴールと相性の良いFW土居聖真が、リーグ戦3試合連発となるかにも注目だ。

一方の仙台は4試合連続で勝利なし。苦しい戦いが続く中で、DFシマオ・マテが右膝じん帯損傷から第1節以来となる復帰を果たしたのは明るい光だ。過去3試合連続で無得点での敗戦を喫している苦手の鹿島戦で、頼れるキャプテンはチームを勝利に導くことができるか。

19:00 柏レイソル vs ガンバ大阪（J1）

5位の柏レイソルは勝ち点で並ぶ6位のガンバ大阪をホームに迎える。

休養のオルンガを欠きながらもFW呉屋大翔、FW江坂任のゴールで勝利を飾った柏。先週のルヴァンカップから採用している3バックシステムが機能している。今節はMFヒシャルジソンの出場停止に加え、GK中村航輔が前節負傷交代と不安要素は残るものの、7月26日以来となるホームでの勝ち点3を狙う。

G大阪の前節は0-1から4ゴールを奪う鮮やかな逆転勝利。大卒ルーキーのMF山本悠樹にはプロ初ゴールが飛び出すなど、収穫の多い一戦となった。柏には過去10試合で2勝1分け7敗と相性が悪い中、注目選手はFWアデミウソン。日立台では2016年から3試合連続でゴールを挙げているだけに期待が高まる。

19:00 FC東京 vs 横浜FC（J1）

2連勝中の3位FC東京は13位の横浜FCと対戦する。

アウェーの連戦で勝ち点6を積み上げたFC東京。前節はディエゴ・オリヴェイラ、高萩洋次郎といった主力を休ませながらも、クリーンシートで勝利をもぎ取った。公式戦2試合連発中のMF安部柊斗とDF中村帆高、横浜FCのMF瀬古樹は明治大学の同級生。ルーキートリオによる競演も楽しみだ。

横浜FCは前節サガン鳥栖に0-3の完敗。若手で組んだ最終ラインの不安定な部分を露呈する形となった。鋭い速攻を武器とするFC東京相手に守備の修正を図りたいところだ。主力に負傷者が相次ぐ苦しい台所事情の中、3連敗を回避することはできるか。

19:00 サンフレッチェ広島 vs 清水エスパルス（J1）

ホームで3試合負けのない11位サンフレッチェ広島は、17位の清水エスパルスと対戦。

広島は前節の北海道コンサドーレ札幌戦で5試合ぶりの勝利。球際で粘り強く戦って札幌の猛攻をしのぎ、城福浩監督も手応えを口にする結果となった。今季マークした5勝は全てクリーンシート。清水に対しても、組織立った守備からリズムをつくっていきたい。

4連敗で17位まで順位を下げた清水にとっては立ち直るきっかけをつかみたい一戦。前節の柏レイソル戦では右サイドからの展開を許して2失点。広島も強力なサイド攻撃を武器にするだけに対策が求められそうだ。今季アウェー初勝利でJ1通算400勝をもぎ取れるか。

19:00 大分トリニータ vs 湘南ベルマーレ（J1）

5試合ぶりとなる勝利を狙う14位の大分トリニータは、18位の湘南ベルマーレをホームに迎える。

大分は前節FC東京に敗れて2連敗。強度の高い守備を崩せず、迫力不足を露呈してしまった。湘南に対しては昨季シーズンダブルを記録。ホームゲームでゴールを決めた三平和司、伊佐耕平といったアタッカー陣に期待がかかる。

湘南はヴィッセル神戸に追いつかれて引き分けたものの、連敗を6でストップ。特別指定選手のMF平松昇、FW根本凌がJリーグデビューを記録した。今季アウェーでは6戦全敗と苦手にしているが、前節の勝ち点1をきっかけに好転したいところだ。

19:30 浦和レッズ vs サガン鳥栖（J1）

7位の浦和レッズは16位サガン鳥栖と激突。J1では通算5勝6分け5敗と互角の対戦成績となっている。

浦和の前節は後半に3失点を喫してセレッソ大阪に完敗。スカッドが固定されてきた中で迎える中3日での一戦は、メンバーの顔ぶれにも注目だ。キープレーヤーは鳥栖戦で通算4ゴールをマークしているFW武藤雄樹。フィニッシュだけでなくリンクマンとしての働きにも期待が集まる。

対する鳥栖は約1ヶ月ぶりの実戦となった横浜FC戦で3-0の快勝。今季ホーム初白星に加え、FW金森健志、小屋松知哉にとっては嬉しい鳥栖加入後初ゴールとなった。埼玉スタジアムでの浦和戦は過去8試合でわずか1勝。スピードあふれるサッカーで鬼門突破を狙う。

19:30 名古屋グランパス vs 横浜F・マリノス（J1）

4位の名古屋グランパスは勝ち点3差の8位横浜F・マリノスと対戦。ともに前節3失点で敗れており、連敗は避けたい一戦となる。

FW前田直輝が負傷交代するトラブルにも見舞われ、鹿島アントラーズに敗れた名古屋。一方でMF米本拓司、阿部浩之は第6節以来のリーグ戦復帰を果たした。米本は横浜FM戦に出場すればJ1通算250試合出場を達成。昨季ホームで1-5の大敗を喫した雪辱を果たし、記録に花を添えたい。

横浜FMは逆転負けを喫した川崎フロンターレ戦で、MFマルコス・ジュニオールが2試合連続ゴール。フル回転による疲労の蓄積が心配されるが、昨季の名古屋戦では計3得点を挙げているだけに期待が集まる。水曜の試合では今季公式戦7戦全勝（PK戦含む）という相性の良さも、見どころの一つとなりそうだ。

19:30 セレッソ大阪 vs 北海道コンサドーレ札幌（J1）

2位のセレッソ大阪は12位の北海道コンサドーレ札幌と対戦する。

後半効果的に得点を重ねて浦和レッズを退け、3連勝を飾ったC大阪。都倉賢が昨年3月以来のゴール、19歳の藤尾翔太もJ1デビュー戦で初ゴールをマークするなど、FW陣に実りの多い一戦となった。浦和戦の3発でチームのJ1通算得点は「999」に。札幌戦では今季初の4連勝がかかるとともに、メモリアルゴールにも注目が集まる。

7試合勝利がない札幌は、GK菅野孝憲がJ1通算250試合出場に王手。現在通算99試合出場のMF荒野拓馬、DFキム・ミンテとともに、節目の一戦を迎えることになりそうだ。唯一全試合先発出場を続けていたMF菅大輝が出場停止となる、左WBの選手起用にも注目しよう。

順位表

※第14節終了時点（暫定順位）。尚、ACLにより前倒しとなった試合分も反映

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