2020明治安田生命J1リーグ第21節見どころ ｜ 日程・放送予定・順位表

明治安田生命J1リーグ第21節 放送日程・見どころ

10月10日

14:00 北海道コンサドーレ札幌 vs 湘南ベルマーレ（J1）

ともに5試合ぶりの白星を目指す15位北海道コンサドーレ札幌と18位湘南ベルマーレがぶつかる一戦。

札幌の前節はベガルタ仙台と3-3の引き分け。短い時間で立て続けに失点を喫した点は課題だが、3試合無得点の続いていた中でゴールネットを揺らせたことは収穫だ。注目は仙台戦で2ゴールのFWアンデルソン・ロペス。ホームでは7月26日以来となる白星へ、ストライカーの活躍は必要不可欠だ。

対する湘南は4試合連続の無得点で4連敗中。前節のFC東京戦では枠内シュート0本に終わり、攻撃面の課題が改めて浮き彫りになった。負傷から戦列復帰したFWタリク、MF鈴木冬一といったアタッカーを生かしながら、敵陣深くまで攻め込んでいきたい。

14:00 FC東京 vs ガンバ大阪（J1）

2位に浮上したFC東京が、こちらも4位に順位を上げたガンバ大阪をホームで迎え撃つ。

FC東京は先発を全員入れ替えて臨んだ前節の湘南ベルマーレ戦で、2試合連続のウノゼロを達成して連勝。さらに水曜日のルヴァンカップでは川崎フロンターレを完封勝利で退け、決勝の切符を手に入れた。好調のG大阪を相手に、長谷川健太監督がどのような先発で臨むのか注目しよう。

5連勝中のG大阪もミッドウィークの試合から中2日。少ない好機を逃さずに仕留める決定力の高さで、快進撃を見せている。一方、アウェーFC東京戦で最後に勝ったのは勝利は2001年。鬼門となっている味の素スタジアムで6連勝を飾り、勝ち点差を詰めることができるだろうか。

14:00 清水エスパルス vs サンフレッチェ広島（J1）

17位に沈む清水エスパルスは11位のサンフレッチェ広島とホームで対戦する。

前節大分トリニータに敗れた清水はこれで3連敗。MF中村慶太を出場停止で欠く状況で広島戦に臨む。チームの救世主として期待がかかるのは、1-4で敗れた1ヶ月前の前回対戦には出場していなかったMFエウシーニョ。神出鬼没の攻め上がりで広島の堅い守りを崩したい。

対する広島は前節のサガン鳥栖戦で3-0の完勝。ワントップで起用された永井龍が、献身的な動きで前からの守備を先導した。今節の注目は清水戦で2試合連続ゴール中のFWドウグラス・ヴィエイラ。ホームでの前回対戦でも鋭い抜け出しから鮮やかなループシュートを決めており、本領発揮に期待がかかる。

14:00 名古屋グランパス vs セレッソ大阪（J1）

上位同士の注目カード。5位の名古屋グランパスが3位のセレッソ大阪とホームで激突する。

名古屋は前節の浦和レッズ戦で8試合ぶりのクリーンシート。DF中谷進之介を中心にブロックを敷いて浦和の攻撃陣を封じ込めた。一方でアウェーゲームでの連敗が響き、ここ8試合は黒星と白星の繰り返し。連勝を狙うチームにとって真価が問われる一戦になりそうだ。

セレッソ大阪は前節、川崎フロンターレとの大一番に1-3で敗戦。勝ち点差は14に開き、3位に後退した。一方で川崎Fを押し込んだ時間帯があったこともまた事実。藤尾翔太や西川潤といった若い世代も組み込みつつ、自分たちのスタイルを貫いて上位対決を制したい。

15:00 柏レイソル vs ヴィッセル神戸（J1）

7位の柏レイソルが、勝ち点1差で追いかける絶好調の9位ヴィッセル神戸と対戦。上位争いに食いこむために大切な試合となる。

柏は前節の横浜FC戦で、FWクリスティアーノが第1節以来の実戦復帰。オルンガ、江坂任と織り成すトライアングルは今後も各チームの脅威になりそうだ。水曜日のルヴァンカップでは耐えに耐え、クリーンシートで決勝進出。勢いをリーグ戦にもつなげたい。

前節は横浜F・マリノスを相手にシュート3本で3得点を奪った神戸。8月中旬から続いた15連戦を良い形で締めくくった。2008年のクラブ記録に並ぶ、同一シーズンの5連勝がかかった一戦。かつての指揮官・ネルシーニョ監督の前で勝ち点3をつかみ取れるか。

16:00 鹿島アントラーズ vs 横浜FC（J1）

ともに前節の試合を落とした8位鹿島アントラーズと、13位横浜FCによる一戦。

鹿島は前節ガンバ大阪に敗れて2連敗。2試合連続のノーゴールに加え、後半に失点を重ねている。一方で得点した試合は10勝3分け1敗と大きく勝ち越しており、先制した試合に限ると7勝1分け無敗。ゴールを先にこじ開けることができれば、勝ち点3へ大きく近づきそうだ。

一方の横浜FCは柏レイソルに0-3で敗れたものの、主導権を握りチャンスを創出。決定機を決めきれるかどうかが鍵になる。前回対戦で決勝ゴールを奪ったFW皆川佑介は試合前日の9日が誕生日。29歳になって迎える初めての試合で、チームにシーズンダブルをもたらすことができるか。

16:00 横浜F・マリノス vs 大分トリニータ（J1）

6位の横浜F・マリノスは、好調の12位大分トリニータと対戦する。

前節6試合ぶりの黒星を喫した横浜FMだが、先発に戻ってきたFWエジガル・ジュニオが早速ゴールを挙げるなど収穫も手にした。水曜日のルヴァンカップ準決勝に敗れて中2日で臨む一戦。アウェーの前回対戦で敗れた雪辱を果たしたい。

大分はここ6試合で5勝と快進撃を展開中。特に光っているのが2試合連続ゴールのFW髙澤優也だ。昨季J3で結果を残してジャンプアップした23歳はゴールへの嗅覚と決定力が魅力。トリニータサポーターならずともチェックしておきたい、五輪世代の逸材だ。

18:00 川崎フロンターレ vs ベガルタ仙台（J1）

8連勝中の首位・川崎フロンターレは16位のベガルタ仙台をホームに迎える。

前節はセレッソ大阪を下して独走態勢を確固たるものにした川崎Fだったが、水曜日のルヴァンカップで敗れ3冠が消滅。中2日で臨む一戦は切り替えが必要になりそうだ。キープレーヤーは前回の仙台戦で、逆転劇を呼びこむ2ゴールを挙げたFW小林悠。相性の良い相手に爆発なるか注目しよう。

対する仙台の前節は、一時は2点のリードを奪いながらも同点に追いつかれて引き分け。10試合勝ちがない状況となった。FWジャーメイン良とMF兵藤慎剛の負傷離脱が発表されるなど苦しいやり繰りが続くが、イサック・クエンカの復帰は朗報。難敵を相手に勝ち点をもぎ取ることができるだろうか。

18:00 サガン鳥栖 vs 浦和レッズ（J1）

14位のサガン鳥栖は10位・浦和レッズとホームで対戦。ともに連敗中と復調のきっかけにしたい一戦だ。

ミッドウィークのガンバ大阪戦に敗れた鳥栖だが、丁寧なポゼッションから試合の主導権を掌握。自分たちのサッカーは貫いているだけに、今節こそ結果に結びつけたいところだ。ホームでの浦和戦は過去4勝3分け1敗。相性の良いデータにも後押しを受け、勝ち点3をつかみたい。

浦和はDFトーマス・デンが出場停止。俊足のアタッカーを擁する鳥栖に対して、スピードで渡り合えるCBを欠いて臨むことになった。攻撃陣も3試合連続無得点と決定力不足が深刻。9月以降ゴールのないレオナルドに、待望の一撃は生まれるか。

順位表

※第20節終了時点（暫定順位）。尚、ACLにより前倒しとなった試合分も反映

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