2020明治安田生命J1リーグ第25節見どころ ｜ 日程・放送予定・順位表

明治安田生命J1リーグ第25節 放送日程・見どころ

10月31日

13:00 ベガルタ仙台 vs サンフレッチェ広島（J1）

ともにミッドウィークに試合を行なった18位ベガルタ仙台と、10位サンフレッチェ広島が激突する一戦。

チーム5試合ぶりの得点も実らず、連続未勝利が15試合に伸びてしまった仙台。GKヤクブ・スウォビィクの孤軍奮闘が目立つが、決定的なシーンをやすやすと作られている守備は改善が必要だ。注目選手は水曜日の試合で得点をマークしたFW長沢駿。攻守に献身的な動きを見せるストライカーに、周囲の選手も呼応したい。

広島は横浜F・マリノスを3-1で下し、前向きの状況で仙台へ乗り込む。FWドウグラス・ヴィエイラに続いて永井龍も早期復帰を果たし、加入後初ゴールをマークした。今節古巣対決に臨むのが、2018年まで仙台で約1年半プレーしたMF野津田岳人。広島復帰後は目立った活躍ができていない中で、存在感を示すことができるか。

14:00 大分トリニータ vs 浦和レッズ（J1）

12位の大分トリニータは4試合負けなしと好調の9位浦和レッズをホームに迎える。

2週間ぶりの公式戦となる大分の課題は得点力。勝ち星のないここ3試合の合計得点はわずかに1と、アタッカー陣の奮起が求められそうだ。一方でホームの浦和戦は2005年から5勝2分けと無敗を継続中。前回対戦のアウェーゲームでは悔しい逆転負けを喫しただけに、巻き返しを図りたい。

対する浦和は、前節のセレッソ大阪戦で鮮やかな逆転勝ちを飾り2連勝中。興梠慎三、武藤雄樹のツートップと連携し、厚みのある攻撃を実現しているのが左MFの汰木康也だ。滑らかなドリブルに加え、ラストパスの出し手、受け手としても成長を見せる25歳には今節も注目が集まる。

15:00 湘南ベルマーレ vs 横浜FC（J1）

16位の湘南ベルマーレと14位横浜FCが激突する神奈川対決。ともに攻撃の中心選手を欠く中で、どのようにゴールに迫るのか注目だ。

サガン鳥栖との2連戦をいずれも引き分けた湘南は、FW石原直樹が頬骨骨折で長期離脱中。前節はFW指宿洋史が今季初得点を決めたものの、二度のリードを守りきれなかった。横浜FCとの前回対戦では前半20分までに4得点を奪われて完敗。序盤から積極的に戦い、2ヶ月前のリベンジを果たしたい。

その前回対戦でJ1初得点を含む2ゴールで横浜FCに勝利をもたらしたのがMF松尾佑介。だが第22節に負傷し、こちらも長期離脱を強いられている。前節の北海道コンサドーレ札幌戦では攻撃に迫力を欠いて0-3の完敗。中村俊輔、レアンドロ・ドミンゲスといったベテランには、試合のリズムを変える働きが求められる。

16:00 柏レイソル vs 清水エスパルス（J1）

アウェー3連戦を終えた8位の柏レイソルは、17位の清水エスパルスとホームで対戦する。

柏はルヴァンカップ決勝の前哨戦となった水曜日のFC東京戦に3-1で完勝。FWクリスティアーノに待望の今季初得点が飛び出し、FW呉屋大翔、DF染谷悠太も実戦復帰を果たすなど実りの多い試合となった。今季9得点中7得点をホームで挙げているMF江坂任の活躍にも期待したいところだ。

清水は第23節のサガン鳥栖戦に引き分けて連敗をストップしたものの、シュートはわずか2本に終わった。24試合で54失点と守備に問題を抱えている中で、今節はDF立田悠悟が出場停止。2週間試合間隔が開いたことを受けて、ピーター・クラモフスキー監督がどのような修正を施してくるのか注目しよう。

17:00 鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパス（J1）

勝ち点45で並ぶ6位の鹿島アントラーズと5位の名古屋グランパスがぶつかる好カード。上位争いに生き残る上でのシックスポインターとなる予感が漂う。

鹿島は前節のサンフレッチェ広島戦を制して2連勝中。キープレーヤーとなるのが、3-1で勝利した前回対戦で先制ゴールを叩き込んだMF和泉竜司だ。ここまでチーム唯一の全試合出場を果たしており、ザーゴ体制を象徴する存在となっている。古巣相手に再び輝きを放つことができるか注目だ。

一方の名古屋は前節ベガルタ仙台に1-0で勝利して連敗を2でストップ。仙台をシュート1本に封じ込め、スコア以上の完勝だった。こちらは中谷進之介、丸山祐市のセンターバックが開幕からフルタイム出場を継続中。ここまで13得点を挙げているエヴェラウド擁する鹿島の攻撃陣に立ち向かう。

18:00 川崎フロンターレ vs FC東京（J1）

• 川崎フロンターレ 対 FC東京｜見どころ

リーグ記録を更新する11連勝を達成した首位の川崎フロンターレは、4位FC東京との多摩川クラシコに臨む。

2週間前のゲームでは名古屋グランパスに対し、決定機を確実にものにして連勝を伸ばした川崎F。FW小林悠を欠いてもなお破壊的な攻撃力は健在だ。意外にも過去3シーズン、等々力でのFC東京戦は白星なし。宿敵との対決を制し、バンディエラ・中村憲剛の40歳バースデーを祝福したいところだ。

FC東京はミッドウィークの柏レイソル戦に敗れて3連敗。これまで堅守を売りにしてきたクラブらしからぬ、ミス絡みの失点が続いている。川崎Fのストロングポイントである左サイドでマッチアップが予想されるのはDF中村帆高と中村拓海。クラシコでは青赤の中村にも熱視線を送りたい。

19:00 ガンバ大阪 vs 北海道コンサドーレ札幌（J1）

9戦負けなしの2位ガンバ大阪は、13位の北海道コンサドーレ札幌とのナイトゲームを戦う。

G大阪は前節の柏レイソル戦に2-1で勝利。ここ9試合で挙げた8勝のうち、7つが1点差ゲームと接戦をものにする力強さが頼もしい。所属選手の起こした不祥事という残念なニュースがあった中で迎える大事な一戦。次週に控える大阪ダービーに向けて何としても勝ち点3を奪い、一歩前に出たい。

札幌は前節の横浜FC戦に快勝し、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督にJ1通算200勝目をプレゼント。ドウグラス・オリヴェイラがJ1初得点を挙げるなど、攻撃陣が高い個人能力を見せつけた試合になった。0-1で敗れた9月の前回対戦を皮切りに、ガンバは無敗街道を邁進中。高いインテンシティーを誇る相手に雪辱を期す。

順位表

※第24節終了時点（暫定順位）。尚、ACLにより前倒しとなった試合分も反映

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