【2021-2022】ジェノア ｜ 選手名鑑 ｜ セリエA

チーム情報

夏を迎えるたびにジェノアの陣容は大幅に変化する。今夏も例外ではなく、昨季のレギュラークラスが大量に退団。公式戦12ゴールを挙げたジャンルカ・スカマッカをはじめ、同じく8ゴールのエルドル・ショムロドフ、クロアチア代表歴を持つアタッカーのマルコ・ピアツァ、オランダ代表歴を持つセントラルMFのケヴィン・ストロートマン、どちらもイタリア代表歴を持つ右ウイングバックのダヴィデ・ザッパコスタとGKのマッティア・ペリンが去っている。

入れ替わりでラツィオから元エクアドル代表FWのフェリペ・カイセドとアルジェリア代表左ウイングバックのモハメド・ファレス、パルマからブラジル人セントラルMFのエルナニ、ナポリからセルビア代表CBのニコラ・マクシモヴィッチ、トリノからイタリア代表GKのサルヴァトーレ・シリグなどが加入。セリエAで実績のある選手を中心とする補強を施し、再編を進めている。

監督のダヴィデ・バッラルディーニがジェノアを率いるのは、2010－11シーズンを皮切りに今季が通算5シーズン目。途中解任された2017－18シーズンを除けば、いずれもセリエA残留のミッションをクリアしている。

歴史を紐解くとスクデット獲得歴9回を数えるクラブだが、ジェノアが最後にイタリア王者となったのは1923－24シーズンで文字通りの古豪。今季もセリエA残留が現実的な目標だ。

注目選手：MF ニコロ・ロヴェッラ

2021年1月に1800万ユーロでユヴェントスに売却し、レンタルでジェノアに残っている下部組織出身のセントラルMFだ。移籍金は最大で3800万ユーロに増額される取り決めで、この数字からも逸材ぶりが浮かび上がる。

ダイナミズムに溢れる司令塔で、ボールを動かしながら自分も動いて攻撃を組み立て、守備にも尽力できるし、ラストパスも供給できる。

21年12月に20歳となるイタリアU－21代表であり、近い将来のA代表入りが有力視される。クロアチア代表のミラン・バデリらと構成する中盤センターが、今季のジェノアの生命線となりそうだ。

ホームスタジアム

スタディオ・ルイジ・フェッラーリス（36,599人収容）

2020-21シーズン 監督&選手一覧

夏の移籍情報

IN

OUT

■2020－21シーズンに他クラブへレンタル移籍していた選手