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【2021のヒーローになれ】今季も波乱を予感させる明治安田生命J2リーグ。注目されるヒーロー候補5人を紹介 | Jリーグ

【2021のヒーローになれ】今季も波乱を予感させる明治安田生命J2リーグ。注目されるヒーロー候補5人を紹介 | JリーグDAZN
【国内サッカー・ライターコラム】ついに始まる新シーズン。Jリーグのキャッチフレーズとなる「2021のヒーローになれ」にちなんでJ2の注目選手として、遠藤保仁、松田天馬、本間至恩、髙橋大悟、鈴木大輔の5人を紹介する。
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いよいよ27日に開幕を迎える明治安田J2リーグ。例年以上にJ1昇格を賭けた熱いバトルから目が離せない熱い展開になりそうだ。J2は例年通りの22チーム・計42節で長丁場の戦いが幕を開けるが、これまでとは異なるポイントとして“J1降格組”が存在しない。数多くのクラブにとって “チャンス”とも言えるシーズンだ。今季も波乱を予期させるJ2で、ヒーロー候補の注目5選手をピックアップした。

遠藤保仁

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生年月日:1980年1月28日
所属クラブ:ジュビロ磐田

否が応でも最注目候補となるのは、昨年10月にガンバ大阪から電撃加入し、加入後ジュビロ磐田を劇的な変化に導いたMF遠藤保仁だ。

昨季遠藤が出場した試合は、15試合でわずかに2敗。結果が伴わない不安定な時期が続いた磐田を復調に導いた立役者と言える。“ヤット効果”は、「一人入っただけでこうも変わるか」と思わせるほど対戦相手はもちろん、チームメイトにも強烈なインパクトを残し、ピッチ内で及ぼす影響力の大きさを改めて証明。そんなヤットが今季もJ2を盛り上げてくれるに違いない。

特に昨季シーズン途中に就任した鈴木政一監督の下でショートパスを主体に人もボールも動く流動的なサッカーへと回帰する磐田にとって、類まれな戦術眼を駆使し、絶対的な司令塔として輝く背番号50の存在は、サッカーの完成度を高める上で欠かせないピースであることは言うまでもない。クラブの至上命令でもあるJ1昇格を果たすためには、プロ24年目を迎えるベテランの大車輪の活躍が必要不可欠だ。

また今季は、横浜FMからFW大津祐樹を獲得したことでJ2でもトップクラスの豪華なアタッカー陣を揃える磐田。彼らの特徴を最大限引き出すことが遠藤に課された役割でもある。J2屈指の個性派集団を循環させる潤滑油となれるか。今季も目が離せない。

松田天馬

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生年月日:1995年6月11日
所属クラブ:京都サンガF.C.

ルーキーイヤーの17年から約2年半、曺貴裁監督のもとで成長を遂げてきたMF松田天馬は今季、京都サンガF.C.で新たな挑戦に臨む。

昨季、J1で33試合2得点と主力として定着していた湘南に別れを告げ、今オフにJ2京都へのステップダウンとも言える移籍を決断。この決断の背景には、揺るぎない恩師への絶対的な信頼がある。指揮官が目指す攻守でアグレッシブに戦うハードワーク集団へと変化を遂げようとしている京都において、松田は好影響を及ぼす存在になるだろう。

また新戦力ながらキャプテンに任命されるなど“キジェ・スタイル”の理解者として、チームをけん引する新たな一面にも期待したい。そこに湘南時代に指揮官の下で指導を受けてきたFW武富孝介やMF白井康介ら愛弟子達も集結。若きリーダーのサポート体制も盤石だ。リーダーとしてその先頭を走る背番号4が中心となり、 “新生・サンガ”で蘇る。11年ぶりのJ1復帰への期待感は、例年以上に漂っている。

本間至恩

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生年月日:2000年8月9日
所属クラブ:アルビレックス新潟

アルベルト体制での2年目を迎えるアルビレックス新潟。昨季はシーズン終盤の失速が大きく響き11位に終わったが、1年間を通してボールポゼッションをベースにゲーム支配を目指すスタイルを着実に積み上げるに至った。

そんなチームにおいて左サイドを主戦場にアルベルト体制で一際輝いた選手が、昨季7得点・7アシストとキャリアハイを更新する活躍を見せたMF本間至恩だ。

今オフに他クラブから関心を集めた若きエースは、中学時代から下部組織に在籍する心のクラブに残留することを決断。この決断は、新潟サポーターにとって大きな朗報となった。

相手のマークが厳しい狭いエリアでも反転できるアジリティと、細かいタッチと小刻みなリズムで相手を翻弄するドリブルは、観客を虜にする。背番号10にボールを預ければ、そこを起点にテンポアップし、その加速とともにチーム全体も躍動。新潟の攻撃を引っ張る若きエースがヒーローとなることがJ1昇格への大きなポイントだ。アタッキングフットボールの体現者、“新潟のメッシ”に今季も注目だ。

髙橋大悟

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生年月日:1999年4月17日
所属クラブ:ギラヴァンツ北九州

昨季、J3昇格組ながらも5位と大躍進を見せたギラヴァンツ北九州だが、FWディサロ燦シルヴァーノら複数人の選手がJ1クラブに引き抜かれ大幅な戦力ダウンが予想される。ただ清水エスパルス復帰が既定路線とされながら、北九州で3年目を過ごすことに意を決したエースMF髙橋大悟の残留は、ギラヴァンツサポーターに希望の光を与えている。

昨季は、41試合に出場し、9得点と攻撃的MFとして大活躍。この2年間で背番号10は、名実ともに北九州のエースとして飛躍を遂げた。多くの主力がチームを離れた今季は、昨季以上に攻撃面で彼にかかる負担は大きくなる可能性が高いが、その期待に応えるポテンシャルは秘めている。

左足から放たれる綺麗な放物線を描く高精度なシュートは、個人で勝負を決められる強烈な飛び道具。狭いスペースでも相手の逆を突くトラップとリアリティーのあるキックフェイントがあるからこそ、相手DFは一瞬のスキも許されない。バリエーション豊富な攻撃センスは、唯一無二の存在だ。

恩師と慕う小林伸二監督の下、才能溢れる若きアタッカーが躍動できる戦術的なベースも出来上がっている。中心選手として昨季以上の躍動を見せれば、まさにヒーローのようにチームを押し上げることができるはずだ。

鈴木大輔

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生年月日:1990年1月29日
所属クラブ:ジェフユナイテッド千葉

ジェフユナイテッド千葉の復活は、新戦力DF鈴木大輔に懸かっていると言っても言い過ぎではない。

[4-4-2]をベースにコンパクトな守備を強みとしたチーム作りを進めるユン・ジョンファン体制において、昨季喫した「51」失点は少なくない数字だ。現体制での2年目を迎える今季こそ悲願のJ1復帰を叶えるためには、守備をより強固なものへと成熟させることが大きなポイント。そのために彼の実績と経験値が貴重なものとなってくるはずだ。

本人にとっても新たな挑戦だ。浦和レッズで過ごした2年間は、鈴木にとって満足いくものではなかったはず。特にわずか5試合の出場に留まった昨季は、歯痒さを味わった。だからこそ新天地での挑戦には、人一倍闘志を燃やしている。

2012年のロンドン五輪では、メダル獲得まであと一歩と迫るベスト4躍進に貢献。2016年からはスペインでのプレーも経験し、これまで培ってきた実績に疑いの余地はない。国内外問わず、様々なサッカーに順応してきた戦術理解力の高さは、組織的なチーム作り目指す千葉にとってプラス材料。特に今季、新戦力ながらもキャプテンに就任した新リーダーとして、チーム全体を俯瞰する冷静な分析力とリーダーシップは、チーム全体に好影響を及ぼすはず。精神的支柱としての役割を期待されている男は、千葉復活のヒーローとして名を挙げることができるか。 

文・森亮太

1990年、静岡県出身。静岡県を拠点にフリーライターとして活動中。2018年からは、サッカー専門誌「エルゴラッソ」にてジュビロ磐田、アスルクラロ沼津の番記者を担当している。

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