レアル・ソシエダがレアル・マドリードMF久保建英の獲得を狙っているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
報じたのは元『GOAL』のレアル・マドリード番で、『マルカ』にヘッドハンティングされたマリオ・コルタヘナ記者。曰く、ソシエダは久保獲得の可能性を模索し始めたようだ。同クラブは2020年、2021年にも日本人獲得に動き、これが3回目の挑戦になるとのこと。
ソシエダ移籍という選択肢はレアル・マドリード、また久保本人にも魅力的に映っている模様。その理由には3回目の獲得挑戦とソシエダが粘り強く久保を求めていること、そのパス回しを基本としたプレースタイル、FWアドナン・ヤヌザイ&MFクリスティアン・ポルトゥの放出で戦力が足りていないことが挙げられるという。
久保のソシエダ加入の焦点は、移籍形式となりそうだ。レアル・マドリードはレンタル移籍か、低額の移籍金での完全移籍を理想としているようで、完全移籍の場合は安価な金額で行使可能な買い戻しオプションをつけるとのこと。この完全移籍は、以前ポルトに放出して500万ユーロで買い戻したMFカゼミーロと同じパターンとなる。
一方でソシエダは、制約のないシンプルな完全移籍で、久保と2027年まで契約を結ぶことを希望している様子。レアル・マドリーで受け取る年俸と同額を支払う用意もあるという。ジョキン・アペリバイ会長とロベルト・オラべFD(フットボールディレクター)は15日前に久保代理人と移籍のための戦略を立て、先週金曜日にレアル・マドリードから「最初の“ノー”」を突きつけられたとのことだ。なお久保に対してはイタリア、イングランドのクラブも興味を持っているようだが、選手本人はスペイン国外に魅力を感じていないようだ。
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