昨シーズンはリーグ戦33試合に出場し、4得点を挙げたクアリャレッラ。今年5月のフィオレンティーナ戦では39歳3カ月15日でクラブ史上最年長得点を更新したばかりだが、40歳を迎える新シーズンも現役を続ける見通しとなった。
『Sky Sport』は3日、サンプドリアが先月末で契約切れとなったクアリャレッラと1年間の契約延長で合意に至ったことを伝えている。年俸は昨シーズンの100万ユーロ(約1.4億円)の半額にあたる50万ユーロ(約7000万円)。これに得点数や出場数に応じたボーナスが追加される。
クアリャレッラは2016年2月にトリノからサンプドリアへ移籍。クラブ公式戦通算268試合に出場し、105ゴール26アシストを記録した。近年はベテランの主将としてチームをけん引。サンプドリアで決定的な役割を担ってきた。昨シーズンまでジェノヴァでプレーした日本代表DF吉田麻也とは、4月のヴェローナ戦のピッチで対立する姿もみられたが、サンプドリア主将はその後、インスタグラムを更新。選手全員が1つの目標を目指していることを確認し、和解したことを伝えていた。
来年1月に40歳の誕生日を迎えるクアリャレッラ。今回のサンプドリアとの契約延長により、元GKのジャンルカ・ベルティ氏が保持するクラブ最年長出場記録39歳10カ月29日の更新を視野に入れた。また、現イタリア代表指揮官ロベルト・マンチーニが首位を走るクラブ最多得点記録のランキングにおいても、3位フランチェスコ・フラーキ氏の持つ110ゴールまであと5ゴールに迫る。
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