今夏の移籍市場において、大きな注目を浴びている22歳の逸材デ・リフト。3年前にユヴェントスへ加入したオランダ人センターバックは、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘン入りが間近に迫っている。イタリアメディア『Sky Sport』は、現地時間17日夜、ユヴェントスがデ・リフトの移籍へ向けて、バイエルンと口頭で合意に至ったことを伝えている。
バイエルンは1回目のオファーにおいて、6000万ユーロ(約84億円)+ボーナス1000万ユーロ(約14億円)の条件を提示。だがユヴェントス側は、2019年に選手をアヤックスから移籍金7500万ユーロ(約105億円)ほどで獲得したことから、9000万ユーロ(約126億円)を要求してドイツのクラブのオファーを拒否した。
するとバイエルンは歩み寄りを見せ、7000万ユーロ(約98億円)+ボーナス1000万ユーロと総額8000万ユーロ(約112億円)に上るオファーを提示。この結果、ユヴェントスはオファーを受け入れ、デ・リフトのバイエルン移籍に合意したことが伝えられている。
22歳DFは、現地時間18日にもドイツへと移動し、メディカルチェックおよび契約サインへ向かう運びとなった。なおデ・リフトは、ドイツのクラブと2027年までの5年契約を結ぶ見込みとなっている。DAZN
デ・リフトの代役選びの行方は?
オランダ代表DFの退団希望を受け、放出へと動いたユヴェントス。だがバンディエラのDFジョルジョ・キエッリーニも退団した今夏、守備陣に大きな穴が生まれることになる。その補強においては、本命と見られていたナポリのDFカリドゥ・クリバリがチェルシーへと移籍して獲得に失敗。トリノのブラジル人DFグレイソン・ブレーメルも、争奪戦でインテルにリードを許す。
このほかビジャレアルのDFパウ・トーレスやアーセナルのDFガブリエウが候補に挙がるが、所属先フィオレンティーナと契約解除条項が設定されているDFニコラ・ミレンコヴィッチの動向にも注目すべきだろう。
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