今夏、イタリア北部のディマーロでプレシーズンをスタートしたナポリ。昨シーズン限りでバンディエラのFWロレンツォ・インシーニェが退団したほか、守備の主軸だったDFカリドゥ・クリバリもチェルシーへ移籍するなど、チームは大きな変化を迎えた。
そんな中、現地時間17日に行われたペルージャとのテストマッチでは、新戦力のジョージア代表MFフヴィチャ・クヴァラツヘリアが先制点を挙げ、スパレッティのチームは4-1で勝利を収めた。ナポリ指揮官はインシーニェの後釜となる21歳MFを称賛。「クヴァラは右でも左でもプレーできる。インシーニェのようなカンピオーネ(王者)の代役にふさわしい」と活躍を喜んだ。
またスパレッティは、FWヴィクター・オシムヘンについても言及。「やや出遅れてスタートしたが、彼の潜在力は分かっている。まだ発揮していない力を引き出せるよう取り組んでいかなければならない。並外れた選手だ」と述べた。
さらに話題がメルカートに及ぶと、スパレッティはナポリが関心を示すアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラについて自身の見解を示しつつ、近年の移籍市場に苦言を呈した。
「ディバラについては、複数のチームが動向を追っていると新聞で読んだが、おそらく彼の要求が高いのではないだろうか。したがってクラブは、しっかり検討しなければならない。残念ながらメルカートは以前とは異なる。取引に必要な資金を確保するのが難しく、多くの補強は期限間際になるため、チームは不完全な状態でプレーすることになるだろう」
「ファンが選手の退団を心配するのは当然だろう。我々はパーソナリティとプレーのクオリティで穴埋めできることを示していかなければならない」
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