2018年夏にトリノへ加入すると、直近の3シーズンはレギュラーに定着し、セリエA最強クラスのセンターバックへと大きく成長したブレーメル。今夏の移籍市場では、インテルとユヴェントスの間で争奪戦となっていたが、トリノのクラブが終盤で逆転し、ブラジル人DFの獲得に成功した。
ユヴェントスは20日、移籍金4100万ユーロ(約58億円)+ボーナス800万ユーロ(約11億円)の条件で、トリノからブレーメルを獲得したことを発表した。契約は2027年6月末までの5年間。背番号は3番を選択した。ユーヴェの新選手は、クラブ公式メディア『JTV』のインタビューに応じると、喜びを語った。
「ようやく待ちわびていたこの瞬間がやって来た。ユヴェントスは偉大なチームであり、ここにいることができてとても幸せだ。僕は白黒の犬も飼っているので、これが運命だったのだと思う。(ポール)ポグバや(アンヘル)ディ・マリアがやって来たのを見て、疑念の余地はなくなった。このチームは優勝をつかみ取るために作られたチームだ」
「(イヴァン)ユリッチという優秀な指揮官の指導を受け、多くを学んだ。イタリアへ来てからも4年が過ぎ、毎年のように成長して僕はいま、守備の選手としてより完成した選手になった。スクデットやチャンピオンズリーグで常に優勝したい。これが僕の目標だ」
ブレーメルは、昨シーズン限りでユヴェントスを退団したレジェンド、DFジョルジョ・キエッリーニと話をしたことが移籍の後押しとなったことを明かしつつ、元イタリア代表DFのような偉大なキャリアを築くことを目指している。
「ユヴェントスは常に優勝を求めているチームであり、僕も優勝という野心を持っている。キエッリーニとも少し話をし、ユヴェントスが最善のチームであるとの決断を下した。これまでも言ってきたことだが、キエッリーニはイタリア人最強のDFだ。彼から少し刺激を受けているので、彼のような功績を残せるように努力したい」
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