7月30日(土)
ドレスデン vs シュトゥットガルト(1:00~)
昨季は主将遠藤航の劇的なゴールもあり、残留を勝ち取ったシュトゥットガルト。今季は欧州カップ戦出場権を争いたいところだが、補強は最低限なものに。昨季から主力として活躍する伊藤洋輝、コンスタンティノス・マヴロパノスの完全移籍の他、下部組織からの昇格が大半となった。
一方で、プレシーズンは好調を維持。ここまでテストマッチで4戦4勝と結果を残しており、昨季からの積み上げを感じさせる。遠藤、伊藤は引き続き主力としてプレーすることが予想されるだけに、今季最初の公式戦で注目したいところだ。
1860ミュンヘン vs ドルトムント(3:45~)
絶対的なエースであったアーリング・ハーランドが抜けたドルトムントだが、今季は王座奪還へ意欲を見せている。カリム・アデイェミ、ニコ・シュロッターベック、ニクラス・ジューレなどすでに国内外で実績のある選手を次々と獲得に成功した。
一方で、新たな主砲候補として注目を集めていた新戦力、セバスティアン・ハーラーが精巣がんで長期の離脱に。どの選手がストライカーとしての重責を担うのかは課題となりそうだ。
テストマッチでエディン・テルジッチ監督は複数の布陣を試しており、1860ミュンヘン戦のスタメン予想は難しい。いずれにせよ今季の浮沈を占う試金石となりそうだ。
7月31日(日)
ブレーマー vs シャルケ(20:00~)
板倉滉の活躍もあり、ブンデスリーガ1部の舞台へ戻ってきたシャルケ。注目はやはり新戦力の日本代表DF吉田麻也だろう。
加入して間もないが、すぐに定位置を勝ち取ると、安定したパフォーマンスで現地メディアの評価も上々。チーム内での信頼も高く、指揮官からは副キャプテンも任され、「経験をもってチームを引っ張ってほしい」と期待を伝えられている。
ドイツでの挑戦は初だが、吉田は10年以上前のVVVフェンロ時代に内田篤人氏のシャルケでの戦いを「近くで見ていました。頭の片隅にありました」と話しており、移籍は夢であったとも告白。憧れとも呼べる舞台でどのようなプレーを見せるのか注目だ・
カイザースラウテルン vs フライブルク(22:30~)
昨季はブンデスリーガで6位と躍進、DFBポカールでは決勝に進出し、ヨーロッパリーグ出場権を獲得したフライブルク。新シーズンに懸ける思いが強いチームの、今夏の主役は日本代表MF堂安律だ。
PSVから完全移籍で加入したが、フライブルクはビーレフェルトへのレンタル移籍時から注視していた存在で、待望の獲得となった。すでにテストマッチでは2ゴールを挙げている一方で、クリスティアン・シュトライヒ監督は課題として攻守の切り替えを挙げるなど、さらなるパフォーマンスの改善を求めている。
もっとも、その堂安もシュトライヒ監督の戦術を理解しようとしており、対話も進めているという。ビーレフェルト時代には5ゴール3アシストで残留に貢献したが、今季はそれ以上の成績を期待したい。
8月2日(火)
マクデブルク vs フランクフルト(3:45~)
ヨーロッパリーグ優勝に伴い、今季はチャンピオンズリーグにも参戦するフランクフルト。“三足の草鞋”を履くだけに簡単ではない。
マリオ・ゲッツェやルーカス・アラリオといった新戦力を獲得しているが、複数の退団者もおり、チームの人員の入れ替えが多い点も気になるところ。さらに、ここ数シーズン絶対的な主力であり、鎌田大地とも抜群のコンビネーションを見せていたフィリップ・コスティッチの移籍も近づいており、退団となれば戦力ダウンは免れない。
そんな中、オリヴァー・グラスナー監督は鎌田をダブルボランチの一角として起用するなど、チームに新たな風を吹かせようとしている。いずれにせよ昨季までとは全く別のフランクフルトが見られることが期待されており、マクデブルク戦ではその一端を垣間見ることができるかもしれない。
その他配信試合
- ■7月30日(土)
- ヴィクトリア・ベルリン vs ボーフム (20:00)
- ■7月31日(日)
- オーベラッハーン vs ボルシアMG (22:30)
- ■8月1日(月)
- ブラウンシュヴァイク vs ヘルタ・ベルリン (01:00)
- ■8月2日(火)
- ケムニツァー vs ウニオン・ベルリン (01:00)
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