試合の概要
レアル・マドリードとユヴェントスが日本時間7月31日の11:00からアメリカのローズボウルで対戦する。
レアル・マドリード(昨季成績:1位 勝点86 | 26勝8分け4敗 | 80得点31失点)
昨夏にカルロ・アンチェロッティ監督が復帰したレアル・マドリードは、昨シーズンのラ・リーガで2位のバルセロナに13ポイント差をつけて2シーズンぶり35度目の優勝を飾った。さらにチャンピオンズリーグ(CL)でもリヴァプールを下して最多14度目の戴冠。2年連続ラ・リーガ&CL制覇と、常勝軍団らしくすべてのタイトル獲得を目指すシーズンになる。
今オフシーズンは、フランス代表の常連にもなっているMFオーレリアン・チュアメニを推定8000万ユーロでモナコから獲得。また、チェルシーを退団したアントニオ・リュディガーをフリーで引き入れた。例年に比べると補強の数は少ないが、欧州王者だけにスカッドは充実している。
だが、プレシーズンでは宿敵のバルセロナに0-1で敗れ、内容でも後れを取った。直近のクラブ・アメリカ戦も2-2のドローに終わっており、シーズン開幕に向けて勝利で弾みをつけたい。
注目選手:カリム・ベンゼマ
34歳という年齢を感じさせず、バルセロナ入りしたロベルト・レヴァンドフスキと双璧を成す世界最高峰のセンターフォワードであるベンゼマ。昨シーズンは公式戦46試合で44ゴール15アシストという圧倒的なパフォーマンスを見せた。アンチェロッティ監督が先日のクラシコ後、「ベンゼマを恋しく思った」と欠場を嘆いた後、クラブ・アメリカ戦でゴールをマーク。開幕までにこの男がさらにコンディションを上げられるかが、チームのシーズンスタートの出来に大きく影響するはずだ。
ユヴェントス(昨季成績:4位 勝点70 | 20勝10分け8敗 | 57得点37失点)
一方のユヴェントスも、昨夏にマッシミリアーノ・アッレグリ監督が就任。こちらはアンチェロッティ監督のようにタイトルには届かなかったが、シーズン終盤につれて調子を上げて、4位フィニッシュでCL出場権は確保した。今シーズンはミラノ勢を上回り、まずは3季ぶりのセリエA王者奪還が第一目標になる。
オフシーズンには、フェデリコ・キエーザを買い取ったほかに、バイエルンに売却したマタイス・デ・リフトの穴埋めとしてトリノからDFブレーメルを獲得。また、フリーでアンヘル・ディ・マリアとポール・ポグバを再獲得できた点は大きい。ただ、ポグバに関しては負傷が発覚しており、シーズン序盤戦は欠場を余儀なくされることになった。
注目選手:アンヘル・ディ・マリア
7シーズンを過ごしたパリ・サンジェルマンを離れ、初のセリエA挑戦を決断したディ・マリア。今年2月に34歳となったが、ドリブルの一瞬のキレに衰えはない。グアダラハラとの試合でデビューしており、右ウイングの一番手に定着していくことが期待される。それでも、セカンドトップや左ウイングとしてもプレー可能なだけに、アッレグリ監督はチーム戦術の中でどのようにディ・マリアを活かしていくか。レアル・マドリードとの古巣対戦でもそのパフォーマンスに注目だ。
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- 解説:福田正博 実況:桑原学
- キックオフ:2022年7月31日(日)日本時間11:00
- 会場:ローズボウル
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