ジョホール・ダルル・タクジム 対 浦和レッズ の見どころ
日本で集中開催されるACL東地区のノックアウトステージ。金曜の夜にはベスト8をかけ、マレーシアのジョホールと日本の浦和が激突する。ラウンド16は一発勝負。互いに負けられない一戦となる。
マレーシア・スーパーリーグで8年連続優勝を成し遂げているジョホールは、グループステージで日本王者の川崎フロンターレや韓国の蔚山現代らと同居。ただ、ホームアドバンテージもあって初戦から勢いに乗ると、第2戦の川崎F戦こそ敗れたが、残りの5試合を4勝1分で終え、グループIを首位突破した。ホームの利があったとはいえ、強敵が多かったグループをしっかり勝ち上がったことは、チームとしての総合力が高まってきている証だと言える。
現在、国内リーグ戦では現在5連勝中と好調を維持。リーグ戦は12勝2分と無敗を継続している。6月にはスペイン出身でかつてイングランドのスウォンジーなどで活躍したジョルディ・アマトを獲得。新戦力を加えたことで、さらにチーム力が上がっている。ラウンド16は敵地で対戦となるが、着実にチームとしての底力が増していることは間違いない。浦和にとっても侮れない相手となるはずだ。
一方、日本の埼玉開催とあってホームアドバンテージを得る形で今回の試合に臨むのが浦和だ。勝ち上がれば中2日での最大3連戦が待つが、ホームで行えることはプラスでしかないだろう。ACLのグループリーグに関しても、選手を入れ替えながら戦いつつ、しっかりと結果を残したことでグループFを2位通過。ここからのノックアウトステージを一つずつ進んでいくことで、久しぶりのACLのタイトルに近づいていきたい。
また、直近のチーム状況も上向きだ。第24節の名古屋グランパス戦こそ敗れたが、7月以降はほとんど敗れておらず、JリーグYBCルヴァンカップもベスト4に進出。先日の第25節・ジュビロ磐田戦では6得点を奪って大勝するなど、攻撃力がさらに増している。怪我人こそ何人かいるがチームのコンセプトは固まっており、中盤やサイドの形はかなり明確化されている。今回の試合もそういった良さを前面に出すことで勝利を手にしたい。
注目選手はMFダヴィド・モーベルグ。サイドでコンビネーションでも独力でも状況を打開できる選手のパフォーマンスが上がれば、チームとしても大きな意味を持つはずだ。
浦和はアジア制覇へ向けて前進を続けることができるか。注目の試合は19日20時キックオフだ。
ACL東地区ラウンド16 対戦カード一覧
関連記事
● ACL 2022 | 放送予定・試合日程・順位 | AFCチャンピオンズリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?