昨シーズンは2年連続でリーグ戦4位と無冠で終えるとともに、チームの黄金期を支えたバンディエラのDFジョルジョ・キエッリーニや背番号10番のFWパウロ・ディバラがチームを去り、1つのサイクルの終焉を迎えたユヴェントス。マッシミリアーノ・アッレグリのチームは今夏、MFアンヘル・ディ・マリアやDFグレイソン・ブレーメル、MFポール・ポグバやMFフィリップ・コスティッチら新メンバーを迎え入れ、チームの再建を目指している。
だが、開幕前の最後のテストマッチとなったアトレティコ・マドリード戦では、0-4と大敗。新生ユヴェントスの初陣へ向けて不安を残す形となった。サッスオーロ戦との開幕戦の前日会見に出席したアッレグリは、今夏の補強について言及しつつ、自身の見解を示した。
「クラブは退団した選手の穴埋めを上手くやってくれて満足している。だが親善試合の結果を受け、ファンの気分があまり良くないことは分かっている。我々には、常に優勝を目指すという義務があるが、競争相手が存在する限り、常に非常に難しいものだ」
「昨シーズンのパフォーマンスは素晴らしいものだった。特に後半戦は、信じられないほどの快進撃を見せることができた。だがこのチームの名は“ユヴェントス”であり、みんなから常に優勝を期待されている。それでも世代交代の時期はやって来るものであり、少なからずその影響はあった。謙虚な姿勢で開幕戦へ挑み、上位勢との差を埋めていきたい」
「チームはあらゆる面において進化していかなければならず、黙って多くの練習をこなしていく必要があるだろう。カルチョにおいて重要なのは、勝利を収めることだが、試合に対する姿勢にも取り組まなければならない。アトレティコ戦のように、デュエルで勝てなければ、試合に勝てない。サッスオーロ戦は複雑な試合になるはずだが、明日の試合から我々全員の真価が問われることになる」
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最後にアッレグリは、今年1月の移籍市場でチームに加わったエースのFWドゥシャン・ヴラホヴィッチや、新加入のコスティッチに見解を示した。
「ヴラホヴィッチの状態は良い。今夏、トラブルを抱えたので、完全な状態に戻るまで我慢が必要になる。だが偉大なシーズンを送るための潜在能力を持っているはずであり、きっとやってくれるはずだ。フィリップはクロスが上手い選手で、ボールの扱いも素晴らしい。ヴラホヴィッチを手助けしてくれるはずだ」
放送・配信予定
- ユヴェントス vs サッスオーロ
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年8月16日（火）日本時間3:45
- 実況：中村義昭
- 会場：アリアンツスタジアム
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