「長居公園が新しいテーマパークみたいになってきましたね! セレッソの試合やマッチイベントに加えて、1日丸ごといろいろな楽しみ方ができるようになって本当にうれしいです!」
こう笑顔で話してくれたのはセレッソ大阪の酒本憲幸アンバサダー。8月6日、ヨドコウ桜スタジアムにヴィッセル神戸を迎えて行われた明治安田生命J1リーグ第24節は、セレッソのトップパートナーであるヤンマーホールディングス株式会社による【ヤンマー #Football is our engine サポーティングマッチ】として開催。同社は長年ディーゼルエンジンの製造・販売をコアビジネスとしつつ、サッカーを通じて挑戦することの大切さを学び、自らの成長の原動力としてきた。【Football is our engine】というフレーズには、そういったヤンマーの想いが込められている。
今回はスタジアム周辺のマッチイベントに加えて、ヤンマー関連企業による長居公園パークマネジメントプロジェクトの一環で7月末にオープンした注目の新スポットを酒本アンバサダーが直撃リポート。地域最大級のフードコート型レストラン、フットサルパークなど、1日がかりで満喫した長居公園&ヨドコウ桜スタジアムでの【ヤンマー #Football is our engine サポーティングマッチ】の模様をお届けします。
セレッソフットサルパーク長居
「ヨドコウのウォーミングアップ場と同じフカフカの人工芝!」
まず酒本アンバサダーが向かったのは、セレッソフットサルパーク長居。新築されたばかりのクラブハウスには男女更衣室やシャワーが完備され、運動後にはしっかりと汗を流すことができる。(C)三浦彩乃
何より酒本さんが感動していたのは、「天然芝と変わらないレベル」と説明してくれたロングパイル人工芝のクオリティ。「ヨドコウのウォーミングアップ場と同じ人工芝で足が痛くならないし、フカフカだから転んでも痛くないので、初心者の方にもオススメです。いいピッチでプレーできるとテンションが上がりますよね。試合後に予約しておけば、選手たちのいいプレーを見たイメージでボールを蹴って、応援とフットサルの汗を流せる。もう最高ですね!」と足下でボールをタッチしながら笑顔が止まらない様子だった。
また、フットサルパークの隠れた注目ポイントは、クラブハウスに導入されているヤンマーエネルギーマネジメントシステム。屋上の太陽光発電によって100%の自家発電率を誇り、CO2を排出しないクリーン電力でSDGsの実現にも貢献し、余った電力は公園内の施設にも提供されているとのこと。電力使用状況がリアルタイム表示されている受付正面のモニターにも注目してみてはいかがだろうか。
(C)三浦彩乃
(C)三浦彩乃
ヤンマーマルシェ長居
「こだわりの料理に加えて、雰囲気はオシャレ。オススメ度、星マックス!」
地下鉄長居駅出口から出てすぐの公園のエントランス広場にオープンしたのが、ヤンマー直営のフードコート型レストラン『ヤンマーマルシェ長居』だ。一次生産者向けに事業展開してきたヤンマーらしく、新鮮な野菜をあしらったローストビーフプレートやサンドイッチなど、大阪府内で採れた野菜やヤンマーこだわりのお米など素材にこだわったメニューを提供している。店内80席、テラス40席という広さは地域最大級だとか。(C)三浦彩乃
テラス席でランチを楽しんだ酒本アンバサダーは「真夏でも日陰なら風があって涼しい。メニューは食材にこだわっていて、すごくヘルシー。実は引退してから体重が10キロ近く増えたんですけど(笑)、これだったら体にいいし、ベジファーストで安心して食べられます」と笑顔。本当にお腹がいっぱいになるまで食べた酒本さん、ちなみに一番人気の『ローストビーフのライスプレート』には「お肉が柔らかくて最高! プレートの上で一人バーベキューをしているみたい」、二番人気の『NAGAIカリー』には「野菜たっぷりだし、スパイシーで食欲が落ちやすい夏場でも食が進む!」と絶賛していました。
(C)三浦彩乃
(C)三浦彩乃
CO2ゼロチャレンジブース
「セレッソをきっかけに環境問題を意識してもらえたらうれしいですね」
セレッソ大阪、大阪ガス、ヤンマーエネルギーシステムの3社共同で2012年からスタートしたCO2ゼロチャレンジ。ヨドコウ桜スタジアムではスタジアム内の電灯をすべてLEDに変更し、太陽光発電やガスヒートポンプエアコンといったCO2削減に貢献する設備を導入している。現在はセレッソのホームゲーム全試合がカーボンオフセットマッチ、つまりCO2を実質ゼロ化した試合として開催されている。今では多くのJクラブが取り組んでいるが、セレッソがその先駆けで、2014年には経済産業省からも表彰されている。(C)三浦彩乃
今回はCO2ゼロチャレンジに関して全問正解者にサイン入りグッズが当たるクイズ企画を実施した。「こういう取り組みを10年以上も続けているのはすごい」と感銘していた酒本アンバサダーは、「まだまだ自分も含めて環境問題に意識が足りていない部分はある。セレッソフットサルパークでもCO2について教えてもらったけど、こういった取り組みをサッカーやセレッソをきっかけに知ってもらって、みんなに意識してもらえるようになれば」と、オフ・ザ・ピッチでのクラブの存在意義や価値について想いを語っていた。
東大発の知識集団、クイズノックからの挑戦状クイズラリー
「セレッソとヤンマーにまつわる良問ばかり。クラブのことをもっと知りたくなりました」
今回の神戸戦では、セレッソやヤンマーホールディングス株式会社について楽しみながら学べるクイズラリーを実施。参加者の中から小学生以下のお子様1,000名に光るポップチューブが、全問正解者の中から抽選でサイン入りユニフォームや色紙がプレゼントされた。(C)三浦彩乃
イベントはヨドコウ桜スタジアム場外に設置されていたクイズポイントに書かれた問題に答えていくもので、酒本アンバサダーも実際にクイズラリーに挑戦。結果はもちろん全問正解……ではなく、惜しくも8問止まり。キム・ジンヒョン選手が記録したJリーグ最長アシストの距離を問う設問では歴代2位のアシストと勘違いしてしまうなど、知りすぎていたことが響いたかも?
それでもクイズラリーを存分に楽しんだ酒本アンバサダー。「簡単な歴史問題から難しいデータやレディース、ヤンマーさんの問題まで網羅されていて、さすがQuizKnockさんですね。絶対に全問正解できると思ったんですけど、勉強不足でしたね。これを機会にもっとクラブのことを知りたいと思いました」と悔しさをにじませながら振り返っていました。
(C)三浦彩乃
(C)三浦彩乃
クイズノック トークショー
「こちらもいい問題が連発。こういう盛り上げ方、知ってもらい方もあるんやな」
クイズラリーの問題を作成してくれたQuizKnockメンバーから、ふくらP(福良拳)さんと山本祥彰さんが来場して【ヤンマー #Football is our engine サポーティングマッチ】の神戸戦前にトークイベントを実施。ヤンマースタジアム長居のコンコースに設置された特設のWAKUWAKUステージに約400人を集めて行われた。(C)三浦彩乃
イベントでは「セレッソの胸スポンサーであるヤンマー。その社名の由来は?」や「セレッソの母体となったヤンマーディーゼルサッカー部。1stユニフォームの色は?」、「セレッソのエンブレム、左下にある縦のストライプは何を示している?」など、セレッソとヤンマーにまつわる3択形式の問題に観覧者が挙手で参加。QuizKnockのメンバーが解答にトリビアを入れながら楽しく進行していった。
イベントを見守った酒本アンバサダーは「クイズラリーと合わせて一緒に参加しながら楽しめましたね。セレッソやヤンマーを絡めながら問題を作るのも難しいと思うので、QuizKnockさんに感謝です。こういう盛り上げ方、知ってもらい方もあるんだなと勉強になりました。ホント、芸人さんとかキツネダンスとか攻めた企画をやるクラブやなとも思いましたね(笑)」とイベントを楽しんでいた。
(C)三浦彩乃
20,000本のルミカライトを配布した光の演出「SAKURA NIGHT」
ヨドコウが桜色の光に染まる
(C)三浦彩乃
(C)三浦彩乃
選手入場時にスタジアムが暗転すると、スタンドが桜色の光に染まった。この日はセレッソ大阪×ヤンマーオリジナル応援ルミカライトが来場者20,000名様にプレゼント。入場時に各ゲートで配付された。
最高の雰囲気に後押しされたセレッソイレブンはキックオフからエンジン全開。神戸相手にピッチで躍動する。前線からの激しいプレス、鋭い出足、球際の厳しさなどすべてで相手を上回り、エネルギーみなぎるサッカーで攻守に圧倒して3―0の完勝。試合後には選手たちがピンクのルミカライトを持って場内を周回して【ヤンマー #Football is our engine サポーティングマッチ】に足を運んでくれたファン・サポーターの皆さんと喜びを分かち合っていた。
(C)三浦彩乃
酒本アンバサダー
(C)三浦彩乃
「試合日の長居公園は、大人も子供も丸ごと一日遊べるテーマパークみたいになってきましたね。お昼から長居公園、そしてヨドコウ桜スタジアム周辺のイベントを満喫して、チームも【ヤンマー #Football is our engine サポーティングマッチ】に最高の内容で勝利してくれた。もう言うことなしです。今回の企画を通じてヤンマーさんが長居公園パークマネジメントプロジェクトに大きく関わっていることを知れましたし、CO2チャレンジやクイズでいろいろな勉強もできた」
「ヤンマーさんにはセレッソへの目に見える支援だけじゃなく、多くの皆さんが集まる長居公園の充実化や世の中に働きかけるような活動など、本当に地域に根ざした取り組みをしてもらえているんだと感じました。セレッソにとってはずっと一緒にいてくれて、勉強するきっかけや未来への道も作ってくれる“親”みたいな存在なんだなと改めて思いました」
「セレッソのホームゲームはいつもイベントやスタジアムグルメが充実していますし、長居公園は施設が盛りだくさんになってファンの皆さんに満足してもらえる環境が整ったので、一度来てもらえれば楽しさが分かると思います。セレッソファミリーを増やしたいので、ぜひ家族や友だちを誘ってスタジアムに来てみてください。サッカーやセレッソをエンジンにしながら、みんなで前へ進んでいきましょう!」
(C)三浦彩乃
(C)三浦彩乃
(C)三浦彩乃
(C)三浦彩乃
(C)三浦彩乃
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(C)三浦彩乃
(C)三浦彩乃
(C)三浦彩乃
(C)三浦彩乃
取材・構成=青山知雄
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