ヴィッセル神戸 対 全北現代 の見どころ
ラウンド16に勝利した神戸と全北現代が相対する準々決勝。日韓対決はどちらに軍配が上がるか。
神戸はラウンド16で横浜F・マリノスとの日本勢対決に臨んだ。立ち上がりからペースを掴んだのは神戸だった。7分にパスカットからの素早い攻撃でMF飯野七聖がゴールネットを揺らして先制した。その後、1度は追いつかれたが、攻撃のテンポを上げた神戸は、PKとMF小田裕太郎のゴールで突き放しに成功。ゲーム終盤に1点を返されるが、リードを守り切り最終的には3-2で勝利した。
2020年大会以来2年ぶりの準々決勝にコマを進めることになった神戸としては、チームとしても苦しい状況が続いていた中でリーグの首位を走る横浜FMから勝利を手にしたことは大きなプラス。この勝利を勢いに変え、さらに上へと進んでいきたい。今節、注目したいのは横浜FM戦で先制点を奪った飯野。彼が入ったことで、ここ数試合、右サイドの仕掛けが非常に多くなっている。相手を攻略する際、サイドを制することができれば、主導権も握りやすくなる。この大舞台でさらに輝けるか楽しみだ。
一方、グループHで横浜FMと同組になり2位でグループステージを突破してきた全北現代は、ラウンド16で大邱FCと対戦。試合は互いに1点を取り合うゲームになった中、決着がついたのは延長後半のアディショナルタイム。途中出場のFWキム・ジンギュが決め、全北現代が韓国勢対決を制してベスト8進出を決めた。
そんな全北現代だが、やはり延長後半まで戦ったコンディションを中3日で回復させるのは簡単ではない。そのため激闘の後に迎える神戸戦では、力の使いどころを見極めながらゲームを進めていくことがポイントになる。できるだけ主導権を握りたい状況を考えると、ボールを動かしてくることもあり得るだろう。
そういった状況を踏まえても、神戸はボールを握りながら相手を動かすことで消耗戦へと持っていきたいところ。先手を奪っていくことができれば、全北現代は足を使わなければいけなくなってくるだけに、先制点が勝敗の鍵を握りそうだ。
神戸は準々決勝進出を果たすことができるか。注目の試合は22日16時キックオフだ。
ACL東地区準々決勝 対戦カード一覧
No. | 日時 | 試合 | 解説・実況 |
---|---|---|---|
1 | 8月22日(月) 16:00 | ヴィッセル神戸 vs 全北現代モータース | |
2 | 8月22日(月) 20:00 | 浦和レッズ vs BGパトゥム・ユナイテッド |
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