湘南ベルマーレの20歳MF田中聡が、ベルギー1部コルトレイクの移籍に近づいている。湘南が公式サイトで発表した。
2018年に湘南のU-18チームへと加入した田中は、2019、2020年は二種登録選手としてプレー。2020シーズンに定位置を獲得すると、J1リーグ戦で17試合に出場した。さらに、2021シーズンは36試合2得点を記録し、湘南の主力に成長している。
今季もここまでリーグ戦17試合に出場していたが、シーズン途中でコルトレイクへ期限付き移籍することが決定的となった。田中は公式サイトで申し訳なさを口にしつつ、海外移籍は夢であることを強調した。
「まずはファン、サポーターの皆様の前で最後までプレーしている姿を見せられず、また挨拶ができなかったことをとても申し訳なく思っています」
「シーズン途中の移籍はチームに迷惑をかけてしまうことであり、自分勝手なことだと思います。ですが、昔からの夢であった海外でプレーするという夢が目の前にある状況の中で考え、悩みました。決断する時には本当にこの判断が正解なのか、もっと日本でプレーをしてからのほうがいいのかなど、いろいろと考えました。ただ、気持ちの整理がついた今では早くベルギーでプレーしたいという気持ちでいっぱいで、これからの挑戦が楽しみで仕方ないです」
「高校生からベルマーレに入り、4年半本当にお世話になりました。自分の今のプレースタイルを築いてくれたのは間違いなくベルマーレでの日々があったからです。ベルマーレに入っていなかったら、プロの世界に入ることはできなかったと思いますし、この海外への挑戦も叶わなかったと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。自分が試合に出られるような実力ではない時期も、自分の成長のために常に使ってくれた監督、コーチ、スタッフの皆さんには本当に感謝してます。そしてその分、チームのみんなにもたくさん迷惑をかけました。ありがとうございました」
「プロに入ってからコロナの影響で声援のある中でプレーすることができず、悲しい気持ちもありますが、サポーターの皆さんはどんな状況でも最後まで手拍子、ハリセンでの後押しをしていただき、本当に大きな力になりました。ありがとうございます。最後に、ここまで育ててくれた両親、家族には本当に感謝してます。ベルギーから日本にいい報告を届けられるように自分らしく頑張ってきます。ありがとうございました」
なお、田中は22日に離日し、メディカルチェックを経て正式契約を結ぶ。
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