スタディオ・オリンピコで行われた前節において、指揮官インザーギの古巣ラツィオに1-3と敗れたインテル。練習中に負傷したエースのFWロメル・ルカクを欠く中、昇格組のクレモネーゼをスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァに迎えると、MFニコロ・バレッラのスーパーボレーやFWラウタロ・マルティネスの3戦連続ゴールなどにより、3-1と勝利を収めた。
王座奪還へ向けて再び歩み出したインテルの指揮官は、チームのパフォーマンスに満足している。
「非常に良いプレーを見せるクレモネーゼを相手に重要な勝利を収めることができた。ラツィオ戦での敗戦後、いろいろと騒がれ、批判も向けられた。だがこのチームは昨シーズン、2つのタイトルを獲得し、スクデット争いを最終節まで繰り広げたチームなんだ」
「インテルにいるからには、常に多くを求めている。今日は先発した選手も、途中出場した選手も、全員が良いパフォーマンスを見せていた。敗戦から2日半で素晴らしい試合を見せることができた」
クレモネーゼ戦での勝利は、今週末の日本時間4日に控えるミランとのミラノダービーへ向けて、大きな弾みとなった。次節で王者ミランに土をつければ、さらなる飛躍が期待できる。
「勝つことは力になるだけに、ミランに勝つことができれば、確実にエネルギーを得ることができるだろう。一方で負けた場合は、自己分析をしなければならないが、より強くなって戻ってくることもできる。今夜はピッチにおいて成熟したチームの姿を見せることができた」
続いてインザーギは、現地時間1日に期限を迎える今夏の移籍市場についても言及した。インテルでは、今シーズンからMFイヴァン・ペリシッチの後釜を務めるはずだったMFロビン・ゴセンスに、レヴァークーゼン移籍の可能性が浮上している。
「ゴセンスに関して私は何も知らない。ただ、センターバックが1枚足りず、心配している。今年は過密日程で多くの試合をこなさなければならない。もう1人選手が必要であることは、クラブにも話をした。現在、DFは5人いるが、6人必要だ」
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