いよいよスタートする2022-23シーズンのラ・リーガ。今シーズンも長きにわたる戦いが日本時間13日にスタートする。
やはり注目は、レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードの優勝争いとなるだろう。昨季はリーグとチャンピオンズリーグの二冠を達成した王者レアル・マドリードだが、今夏の移籍市場ではキリアン・エンバペといったトップターゲットを獲得することはできず。それでもアントニオ・リュディガーやオーレリアン・チュアメニといった実力者を加え、昨季よりもチーム力はアップしているはずだ。フランクフルトとのUEFAスーパーカップも制し、仕上がりは順調。昇格組アルメリア相手にしっかりと勝ち点3を挙げてシーズンに弾みをつけたい。
そして、昨季途中のチャビ・エルナンデス監督就任で一気に上昇したバルセロナもタイトル獲得の可能性は十分。今夏にはロベルト・レヴァンドフスキやハフィーニャといったスター選手をチームに加えるなど大型補強を敢行し、世界屈指のスカッドを整えた。ラージョ・バジェカーノとの開幕戦では結果はもちろん、内容的にも相手を圧倒し、新生バルセロナを周囲にアピールしたいところだ。
またアトレティコ・マドリードも、経験豊富なアクセル・ヴィツェルを加え、サウールやアルバロ・モラタらもレンタルバック。派手さはないが、堅実にチームを強化している。ディエゴ・シメオネ監督が以前から言うように前半戦で二強を引き離すためにも、ヘタフェとの開幕戦は重要になる。
そして、レアル・マドリードから完全移籍でレアル・ソシエダに新天地を求めた久保建英の活躍にも注目だ。ラ・リーガでも魅力的なサッカーを実現し、近年好成績を残し続ける“ラ・レアル”は、スタイル的にも久保の特徴とマッチすることが予想される。スペイン代表のレジェンド、ダビド・シルバから多くを吸収しながら、その才能を惜しげもなく開花させることに期待したい。カディスとの開幕戦、出場機会は訪れるだろうか。
ラ・リーガ第1節
▽8月13日（土）
オサスナvsセビージャ（4:00～）
▽8月14日（日）
セルタvsエスパニョール（0:00～）
バジャドリードvsビジャレアル（2:00～）
バルセロナvsラージョ・バジェカーノ（4:00～）
▽8月15日（月）
カディスvsレアル・ソシエダ（0:30～）
バレンシアvsジローナ（2:30～）
アルメリアvsレアル・マドリード（5:00～）
▽8月16日（火）
アトレティック・クルブvsマジョルカ（0:30～）
ヘタフェvsアトレティコ・マドリード（2:30～）
レアル・ベティスvsエルチェ（4:30～）
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